ローガン・サージェント、予選でのストロールとのインシデントを巡り3グリッド降格ペナルティ | 北海熊の独り言

ローガン・サージェント、予選でのストロールとのインシデントを巡り3グリッド降格ペナルティ

F1スペインGPのスチュワードは2024年6月22日の予選を経て、ターン10でランス・ストロール(アストンマーチン)の走行を「不必要」に妨害したとして、F1競技規定第37条5項に基づきローガン・サージェント(ウィリアムズ)に3グリッド降格ペナルティを科す決定を下した。

 

サージェントはミラーでストロールを確認し、スチュワード曰く「適切に対処」したものの、ウィリアムズがターン9~10区間のストレートでサージェントに対して「適切な情報をタイムリー」に伝えていなかったことが明らかになった。

 

それでもなおヴィタントニオ・リウッツィを含む4名の競技審判団は、チームの落ち度を違反の言い訳として認めず、前例に則りサージェントに降格ペナルティを科した。

とは言え、サージェントは予選20番手であったため、本決定によりスターティンググリッドが変動することはない。

 

予選を終えたサージェントは「今回、持ち込んだフロアの性能は十分じゃなかった。残念だ」と振り返った。

 

「フロアが本来のパフォーマンスを発揮できるように週末を通してずっと懸命に取り組んできたんだけどね」

 

「予選はフリー走行3回目よりも少し良かったけど、問題を把握して今後のために解決する必要がある」

 

「自分にとってもチームにとっても良いことじゃないし、誰もこんな状況になりたくない。どんな状況でも戦い続けるつもりだ」