【SF】第3戦SUGOはスタートディレイ。雨のウォームアップ走行で山本尚貴がクラッシュ | 北海熊の独り言

【SF】第3戦SUGOはスタートディレイ。雨のウォームアップ走行で山本尚貴がクラッシュ

6月23日、スポーツランドSUGOで行われている全日本スーパーフォーミュラ選手権は、悪天候とウォームアップ走行でのクラッシュにより、スタートがディレイする見込みだ。

 この日、朝から雨に見舞われているSUGO。全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権では2レースともセーフティカーが介入したほか、9時55分に始まったスーパーフォーミュラのフリープラクティスも、開始5分の時点でスピン車両により赤旗が提示、その後再開されることなく終了した。

 朝のフリー走行がほとんど走れなかったことから、タイムスケジュールが変更され、本来8分間のウォームアップ走行が20分間へと延長。このため、フォーメーションラップのスタート時刻が当初より12分遅れの14時42分とアナウンスされていた。

 13時30分から予定されていたウォームアップ走行は、視界不良により5分ディレイでスタート。各車は走行に入っていったが、最終コーナーで山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)がスピン、アウト側のバリアへリヤからクラッシュしたことにより、赤旗中断となった。

 山本は自身の足で救急車に乗り込んでいるが、昨年のスーパーGT・SUGO戦でのクラッシュでは『外傷性環軸椎亜脱臼』及び『中心性脊髄損傷』と診断されている。リハビリを経て現在はレースに復帰しているものの、身体への影響も心配される。

 14時05分現在、最終コーナーではガードレールの修復作業が続いており、ウォームアップ走行の再開時刻はアナウンスされていない。レースのスタート時刻もさらにディレイするものと見られる。

 サーキットには引き続き雨が降り続いているとともに、霧も立ち込めてきている。

《※》
 14時40分発行の公式通知No.32では、以下の改訂版スタート手順が案内されている。ウォームアップ走行の再開はなく、ピットロードを通過するレコノサンスラップが10分間、設定されている。

15:00 レコノサンスラップ開始
15:10 ピット出口封鎖(これ以降の給油禁止)
15:15頃 グリッドウォーク開始
15:35 フォーメーションラップスタート

 

【最終コーナーの事故現場の様子】