マックス・フェルスタッペン「レッドブルの優位性は復活しない」 | 北海熊の独り言

マックス・フェルスタッペン「レッドブルの優位性は復活しない」

F1スペイングランプリでレッドブル・レーシング再び覇権を握るのではないかとも懸念が高まる中、マックス・フェルスタッペンはライバルたちが2024年初めの状況に戻るのを防ぐために十分な対策を講じたと考えている。

マックス・フェルスタッペンは、カタルーニャ・サーキットがレッドブルのF1マシンにとって強いサーキットだとの見方にかかわらず、スペイングランプリでレッドブルが2024年初頭のF1の優位性を取り戻すとは思っていないと語る。

F1は、バルセロナ、レッドブル・リンク、シルバーストーンの3サーキットでのレースを皮切りに、より伝統的なヨーロッパのサーキットでのレースに戻る。

 

カタルーニャ・サーキットは、バーレーン、日本、中国で圧倒的な強さを見せたレッドブルのRB20にとっては、より有利なレイアウトのコース群と考えられている。しかし、ここ数週間のレースでは、ライバル勢がより起伏に富み、よりテクニカルなコースで差を縮めてきている。

マックス・フェルスタッペンは、カタルーニャ・サーキットの高速コーナーに戻れることにチームは興奮していると認めたが、レッドブルが年初のように圧倒的な強さを見せられるとは思っていない。

「いや、シーズン初めのような状況にはならないと思う」とフェルスタッペンは木曜日に語った。

「通常、このコースは僕たちのマシンにもっと合うはずだということは分かっているし、もちろん興奮している」

「全員がかなり追い上げてきていて、全員がかなり自信を持っていることは分かっているけど、ここ数戦と比較すれば、このコースは僕たちにとってより良いコースになるはずだ」

「それでも、正しいバランスウィンドウであることを確認する必要がある」

 

 

カナダGPでフェルスタッペンは、今年チームはかつてほどレースウィークエンドを最適化できていないと不満を漏らした。FP2でのエンジントラブルが、その最新の問題点である。

フェルスタッペンは、レースチーム内に緊張が高まっているという指摘を一蹴し、レースウィークエンドの実行については「完全にうまくいっている」と自信を見せた。

「緊張しているわけではない。常に良い成績を残したいと思っているし、他のドライバーも全力で走っていることは分かっている。だから、いつも望んでいるような良い週末を過ごせばいいんだ」とフェルスタッペンは語った。

「もし計画通りにいかなかったとしても、それは問題ではない。ただ働き続け、より良くなろうとするだけだ」

「金曜日は毎回、さまざまな小さな問題が発生して、少し大変になる。だから、週末をクリーンな状態でスタートできるように努力する必要がある。そうすれば、だいぶ楽になると思う。だから、その点については万全の体制を整えている」