シャルル・ルクレール DNF「エンジンに問題が起きて僕のレースは損なわれた。今日はそれに尽きる」 | 北海熊の独り言

シャルル・ルクレール DNF「エンジンに問題が起きて僕のレースは損なわれた。今日はそれに尽きる」

2024年F1カナダGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールはリタイアに終わった。ルクレールはパワーユニット(PU)の問題に見舞われ、ペースが大幅に低下。フレデリック・バスール代表は「エンジンに問題を抱え、15周にわたり約80馬力を失っていた」と述べている。

 

 フェラーリはルクレールに関して、路面が濡れているなかでハードタイヤを履かせるというギャンブルを行い、この際、問題解決のためにマシンのリセットも行った。しかし、ハードタイヤ装着は失敗に終わり、ルクレールはすぐにインターミディエイトに交換しなければならず、1周遅れの最下位となったため、その後、チームはリタイアを決めた。

 

「エンジンに問題が起きて、僕のレースは損なわれた。今日はそれに尽きる。他のクルマと比べて、かなりラップタイムが落ちていたから、誰よりも早くスリックに履き替えるギャンブルをした。ポイント圏内でフィニッシュするには、そこに賭けるしかないと考えたからだ。失うものは何もなかったし、それに関して後悔はしていない」

 

「これは手痛い打撃だ。2台とも完走できずノーポイントで終わったことは、チームにとって大きな損失を意味する。問題の原因を調べ上げて、二度と同じことが起きないようにしないといけない」