ジョージ・ラッセル 3位表彰台「ミスしてルイスに抜かれなければ優勝を狙えた」 | 北海熊の独り言

ジョージ・ラッセル 3位表彰台「ミスしてルイスに抜かれなければ優勝を狙えた」

2024年F1カナダGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位表彰台を獲得した。

 

 ラッセルはポールポジションからファーストスティントの終盤までレースをリードするが、21周目にランド・ノリス(マクラーレン)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に抜かれて3番手に落ちた。1回目のセーフティカー出動の際にピットインし、トップのノリスがピットストップのタイミングにより後退したことで、ラッセルは2番手に浮上。しかし、インターミディエイトからドライタイヤへの交換を済ませた直後、ラッセルはノリスに抜かれ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)との3番手争いになった。

 

 終盤のセーフティカー時にメルセデスは上位勢では唯一タイヤ交換を行うことを決め、ラッセルはピアストリの後ろ4番手に。バトルのなかで軽い接触があり、ワイドになったラッセルは、後ろにいたハミルトンに抜かれて一時5番手に落ちたが、終盤に、ピアストリとハミルトンをかわして、3位でフィニッシュ、今季初表彰台を獲得した。

 

「今日は自分にがっかりしている。あまりにも多くのミスを犯し、それにより後退し、優勝のチャンスを失ったんだ。でも、限界までプッシュしていたのは確かだ。それに、3位でがっかりしていると言えるのは良いことだよ」

 

「この数戦、小さな前進を積み重ねてきて、カナダでポールポジションと表彰台をつかむことができたのは、本当に励みになる」

 

「僕たちのマシンは、今週末を通して、コース上で最速のひとつだった。つまり進歩したのは間違いない。だから今回、ポジティブな要素をたくさん見つけることができたといえるだろう」

 

「今日のコンディションは本当に難しかった。タイヤをラインから1ミリでも外すと、大変なことになるんだ。ついてないことに、僕のミスの影響は大きくて、他のマシンにポジションを奪われた。他のドライバーたちもミスをしていたけれど、それほど大きな代償を払わずに済んでいる。ただ、僕たちはペースが良かったから、挽回して表彰台のポジションまで戻ることができた」

 

「これからも努力し続け、マシンの開発を進めていく。次のバルセロナが楽しみだ」

 

「(レース後にメディアに対して語り)オスカーをオーバーテイクしようとしている時にミスをした。それによってルイスに抜かれたことで、2位かそれ以上を失ったと思う。あれがなければレース終盤にはマックスと戦うことができたかもしれないんだ」