セルジオ・ペレス DNF「ガスリーとの接触が最初のスティントに影響し、勢いを失った」 | 北海熊の独り言

セルジオ・ペレス DNF「ガスリーとの接触が最初のスティントに影響し、勢いを失った」

2024年F1カナダGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスはバリアに接触したことによるマシンダメージでリタイアした。

 

ペレスは、16番グリッドから大きくポジションを上げられないまま走行。レース後半にクラッシュしてマシンが大きなダメージを負った際に、そのまま走り続け、パーツをコース上に落としながらピットに戻った。その時、フェルスタッペンがレースをリードしており、チームはセーフティカーを出動させたくないため、ペレスにピットに戻って来るよう指示したという。これが他車にとって危険な状況をもたらしたとして、レッドブルには罰金、ペレスは次戦スペインGPでの3グリッド降格ペナルティを受けた。

 

「僕は最近勢いをかなり失っている。調子を取り戻すために、今後数週間、懸命に取り組んでいく」

 

「1周目に(ピエール・)ガスリー(アルピーヌ)との間に接触があり、フロントウイングにダメージを負った。それが最初のスティントに影響し、勢いを失った」

 

「レースを通して、ドライのラインがひとつしかなく、追い抜くのがとても難しい時があった。ドライラインが広がり始めた時には、インターミディエイトが古くなりすぎていた。新しいインターを履き、フロントウイングを交換すると、ペースが良くなった。それでもオーバーテイクは簡単ではなかったけどね」

 

「最後のインシデントは僕自身に責任がある。ターン6で濡れた路面に触れてしまい、マシンをとめることができなかった。ブレーキに触れることもできなかったんだ」

 

「この2週間ほど、とても厳しい状況が続いているけれど、再び団結し、今週末のことから懸命に学習するつもりだ」

 

「予選の後にいくつか問題が見つかった。それがなければもっと上位を獲得できていたはずだ。スペインでは調子を取り戻し、シーズン序盤のレベルに戻りたいと思っている。それができるという自信があるよ。今後は、僕たちに適したサーキットでのレースが続くからね」