マックス・フェルスタッペン、レッドブル離脱を検討との噂を否定 | 北海熊の独り言

マックス・フェルスタッペン、レッドブル離脱を検討との噂を否定

マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングがマクラーレンとフェラーリに追いつかれた可能性があることで、チームを離れたいと思っているという噂を否定し、オーストリアを離れることは考えていないと語った。

2024年F1シーズンの序盤戦で大きなリードを築いたフェルスタッペンだが、モナコGPを6位で終えたことで、チャンピオンシップでのアドバンテージはわずか31ポイントにまで縮まった。

モナコ前のエミリア・ロマーニャGPで優勝したにもかかわらず、レッドブル・レーシングは過去3レースで最も強力なパッケージを手にできていなかった。

 

特にマクラーレンは驚異的な速さを示しており、レッドブルと同等のレベルにあると見る向きもあるが、これは12か月前のマクラーレンの状況を考えると驚くべき好転である。

レッドブルの最近の苦戦は、RB20がバンプや縁石を乗り越えるのが難しいことが原因だと考えられている。この傾向は、今週末のカナダGPでも続く可能性があると予想されている。

しかし、F1がヨーロッパに戻り、よりスムーズなサーキットに戻れば、圧倒的な強さを誇るレッドブル・レーシングが再びその実力を発揮するようになるだろう。

 

 

レッドブル・レーシングの最近のパフォーマンスを踏まえ、マックス・フェルスタッペンは、マイアミ、イモラ、モナコで非常に強い成績を残しているマクラーレンに移籍したいかどうか尋ねられた。

「そういうことではない」とフェルスタッペンはモナコGPを前にメディアに語った。

「僕たちはまだとても速い車を持っていると思う。今シーズンの平均値を見れば、僕たちの車が最速だ。そうでなければ、チャンピオンシップをリードすることはできない。でも、今の状況には満足している」

「エンジンにも多額の投資が行われている。僕は満足している。ただ、パッケージの改善を目指して努力を続けるしかない。今はそれしか考えていない」

 

フェルスタッペンはレッドブルに専念しており、驚異的な成績向上を遂げているマクラーレンのようなチームには目を向けていない。

現ワールドチャンピオンは、のフェルスタッペンは、各イベントで最強のマシンを望むのであれば、ドライバーは「ほぼ毎レース」チームを移籍しなければならないとさえ示唆した。

「そう考え始めたら、他のチームに移りたいと思ったら、ほぼ毎レースで変更できると思う。でも、僕はそんなことは考えていない」とフェルスタッペンは締めくくった。