アウディF1/ザウバーがサインツの代替として角田裕毅の獲得を検討との報道 | 北海熊の独り言

アウディF1/ザウバーがサインツの代替として角田裕毅の獲得を検討との報道

アウディF1は、カルロス・サインツJr.がウィリアムズと交渉を続けている中、角田裕毅を獲得することを検討していると報じられている。

角田裕毅は今シーズンの開幕8戦で目立った活躍を見せ、5レースでポイントを獲得し、より名声の高いチームメイトのダニエル・リカルドを凌駕している。

角田裕毅は、レッドブル・レーシングへの昇格が究極の野望だと率直に語っているが、レッドブルはその提案に魅力を感じていない。

角田裕毅は、レッドブルでのポジションが確保できない場合は離脱する用意があると認めている。また、彼には求めるチームが現れる可能性も高い。

角田裕毅は、2025年にザウバーに移籍するニコ・ヒュルケンベルグを失うハースF1チームと関係があるとされているが、角田はザウバーでヒュルケンベルグとパートナーを組むことになるかもしれない。

記者のジョー・サワードによると、アウディは新しいレギュレーションが導入された際にF1に参入する準備として、ヒュルケンベルグのチームメイト候補の評価を行っているという。

サインツはアウディから魅力的なオファーを受けているとみられるが、フェラーリ退団後の行き先を思案する中でウィリアムズとの交渉も行っている。

ウィリアムズはチャンピオンシップで7位に上り詰めた時の偉業を再現するのに苦労しているものの、より強力なチームになるための基盤を整えつつある。

ウィリアムズのF1チーム代表のジェームズ・ボウルズは、2026年にスタートダッシュを切るべく、オーナーのドリルトン・キャピタルにチームの老朽化した施設の近代化を迫っている。

 

 

一方、ジェームス・ボウルズは、デザイン界の第一人者エイドリアン・ニューウェイにウィリアムズへの復帰を打診しており、3度のレース優勝経験を持つサインツとのダブル獲得をを狙っている可能性がある。

アルピーヌF1チームからの離脱が避けられないことから、エステバン・オコンがサインツのアウディの代替としてオダーを受けるのではないかと噂さているが、オコン本人は移籍に難色を示しているという。

その代わりに、オコンはハースF1チームへの移籍の可能性について話し合いを行っており、そうなればハースは初めてレース優勝経験のあるドライバーを起用することになる。

オコンの現在のアルピーヌチームメイトであるピエール・ガスリーが、エンストンを拠点とするチームとの契約更新に動いているため、角田裕毅がアウディの次のターゲットになる可能性がある。

サインツとオコンの両名がアウディに厳しい態度を示すことで、バルテリ・ボッタスまたは周冠宇の残留の可能性が高まるだろうが、それはありそうにないと考えられている。

 

 

モナコでのパドックでの噂によると、アウディは角田裕毅の素晴らしい活躍に「感銘を受け」ており、レッドブルの躊躇につけ込む可能性があるという。

レッドブルは9月まで角田裕毅の契約を延長するオプションを持っていると報じられており、RBのCEOであるピーター・バイエルは、チームとしては角田の残留を望んでいる意向を表明している。

しかし、角田が退団すれば、レッドブルが誇るセカンドチームに2025年の2つの枠を埋めるのに十分なオプションが3つあるというジレンマは解消される。

角田裕毅の活躍により、彼は外せない存在となったが、チームメイトのダニエル・リカルドは、コース上での問題にもかかわらず、RBの成長に貢献したことを称賛されている。

しかし、角田裕毅が自らの意志で離脱を決断すれば、レッドブルはリザーブドライバーのリアム・ローソンを昇格させ、このニュージーランド人を失うことを完全に回避できることになる。