F1モナコGP フリー走行3回目 : ルクレールがフェルスタッペンに0.197秒差で最速 | 北海熊の独り言

F1モナコGP フリー走行3回目 : ルクレールがフェルスタッペンに0.197秒差で最速

2024年のF1世界選手権 第8戦 モナコGPのフリー走行3回目が5月25日(土)にモンテカルロ市街地コースで行われ、シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)がトップタイムをマークした。

シャルル・ルクレールは余裕を持った走りで1分11秒369をマーク。今週末のポールポジションの最有力候補の立場を継続。2番手には初日に不調だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が続いたが、0.197秒届かなかった。ただし、予選ではエンジンパワーを上げてくる可能性もある。

3番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。序盤にターン1でロックアップして最初のタイヤセットを破壊したため、完全に簡単なセッションではなかったが、残り20分でトラックに戻ると、ハミルトンはすぐにペースを取り戻し、トップから0.341秒差のタイムをマークした。

土曜日のモナコは晴れ。気温21度、路面温度は前日よりも高い45度のドライコンディションで60分間のFP2セッションはスタート。予選が重要なモンテカルロ市街地コースということもあり、早い段階からソフトタイヤをメインにした走行が行われ、コース上はあちこちにトラフィックが発生した。

 

開始から10分が経過した頃、バルテリ・ボッタスがバリアに接触してフロントサスペンションを破損させてターン18でコース上にストップ。5分程度の赤旗中断となった。

普段は公道として使用されているストリートサーキットということもあり、土曜日になってもトラックエボリューションは大きく、セッション終盤になるほどタイムアップが見られ、その一部が順位表にも表れている。この傾向は午後の予選になっても続くはずだ。

 

トップ10には、コンストラクターズランキングのトップ5のチームが名を連ねるなか、角田裕毅(RB)はトップから0.622秒差の9番手に入り、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソを上回った。

アストンマーティンはランス・ストロールが15番手、RBはダニエル・リカルドが18番手とチーム間で差がついている。

2024年 F1モナコGP フリー走行3回目 順位・ラップタイム

順位 No ドライバー チーム タイム ギャップ 周回数
1 16 シャルル・ルクレール フェラーリ 1分11秒369   26
2 1 マックス・フェルスタッペン レッドブル 1分11秒566 0.197 27
3 44 ルイス・ハミルトン メルセデス 1分11秒710 0.341 25
4 81 オスカー・ピアストリ マクラーレン 1分11秒901 0.532 25
5 11 セルジオ・ペレス レッドブル 1分11秒923 0.554 24
6 63 ジョージ・ラッセル メルセデス 1分11秒968 0.599 33
7 55 カルロス・サインツ フェラーリ 1分11秒979 0.610 26
8 4 ランド・ノリス マクラーレン 1分11秒988 0.619 24
9 22 角田裕毅 RB 1分11秒991 0.622 27
10 14 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン 1分12秒087 0.718 25
11 10 ピエール・ガスリー アルピーヌ 1分12秒144 0.775 26
12 23 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ 1分12秒180 0.811 24
13 27 ニコ・ヒュルケンベルグ ハース 1分12秒192 0.823 24
14 20 ケビン・マグヌッセン ハース 1分12秒216 0.847 31
15 18 ランス・ストロール アストンマーティン 1分12秒331 0.962 25
16 31 エステバン・オコン アルピーヌ 1分12秒472 1.103 25
17 2 ローガン・サージェント ウィリアムズ 1分12秒703 1.334 21
18 3 ダニエル・リカルド RB 1分12秒829 1.460 28
19 24 周冠宇 ザウバー 1分13秒830 2.461 28
20 77 バルテリ・ボッタス ザウバー No Time   2