ボッタス、単独でウィリアムズのモーターホームへ「コーヒーを飲みに来ただけ」 | 北海熊の独り言

ボッタス、単独でウィリアムズのモーターホームへ「コーヒーを飲みに来ただけ」

バルテリ・ボッタス(Kickザウバー)がイモラでウィリアムズのモーターホームを単独で訪れているのが目撃された。

 

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)はすでにアウディ傘下のザウバーと2025年以降の契約を結んでおり、チームもカルロス・サインツへの求愛を公言していることから、ボッタスは新たなF1チームを探していることを認めている。

 

34歳の人気者であるフィンランド人ドライバーのボッタスはイモラで次のように語った。

 

「僕たちはまだ話し合っているんだ。チームはすぐに決断を下さないと思う。そうだね、僕は明らかにここに残ろうとしている。自分の立ち位置はわかっているし、すべての選択肢を吟味している。いずれにせよ、1頭の馬に賭けることはできないよ」

 

ボッタスのマネジャーは最近いくつかのレースを訪れており、ボッタスも来年どこに移籍することになるのかわからないと認めている。

 

「わからないよ。それが正直な答えだ。契約書もないし、何もサインしていないよ」

 

土曜日のイモラで、F1フォトグラファーのエフゲニー・サフロノフがウィリアムズのモーターホームの画像を投稿し、ボッタスがマネジャーを伴わずに一人で来ていたと主張した。

 

「彼らは、あとはサインするだけという時にこのようなことをするんだ」と彼は『Telegram(テレグラム)』のソーシャルネットワークで語った。他の報道では、ボッタスはメルセデス時代からよく知っているウィリアムズのジェームズ・ボウルズ代表と会談したという。

 

ボッタスもまた、イギリスのグローブに本拠地を置くチームでF1キャリアをスタートさせた。その後、ボッタスはメディアに対して、ザウバーのモーターホームで「コーヒーが無くなった」だけだとジョークを飛ばしながら、ジェームス・ボウルズと会ったことを認めた。

 

ボッタスはまた、エステバン・オコンとピエール・ガスリーを失う可能性に直面しているアルピーヌとも事前に話し合いを進めていたと見られている。ボッタスは木曜日、1年契約以上のものを求めていると宣言した。

 

「明確な目標があり、自分が達成できることを尊重してくれる長期的なプロジェクトが欲しい」と彼は語った。

 

「クルマは速ければ速いほどいいけれど、一番重要なのは、僕らの目標に向かって働けるように、数年間は安心していられることだろうね」

 

ボッタスは、8月の夏休みに入る前に将来の保証を得たいと語った。

 

「このようなシーズンでは遅すぎるが、慌てることはない。話し合いは行われているし、進展もしているけれど、僕はそれを実現させたいんだ」