ガスリー、今季もイモラで追悼ヘルメット、セナの愛機トールマンTG183での走行「一生忘れない」 | 北海熊の独り言

ガスリー、今季もイモラで追悼ヘルメット、セナの愛機トールマンTG183での走行「一生忘れない」

ピエール・ガスリー(アルピーヌ)は5月17~19日のF1第7戦エミリア・ロマーニャGPで、レースの道を歩むきっかけとなった故アイルトン・セナを追悼する象徴的なカラーリングのスペシャルヘルメットを着用する。

 

1994年のF1サンマリノGPで3度のF1ワールドチャンピオンが事故死して今年はちょうど30年の節目となる。2006年以来、14年ぶりにF1カレンダーに復帰した2020年以降、ガスリーは毎年、自身のヒーローを偲ぶ特別なヘルメットをイモラで着用してきた。

 

2024年も同じように、ブラジル国旗のカラーリングを踏襲したグリーンとブルーにキャメルイエローを配色した特別なデザインのヘルメットを用意。レース後にはオークションサービス「F1 Authentics」を通してアイルトン・セナ財団に売却益を寄付する。

 

週末に先立ちガスリーは「今週末は様々な理由で特別なものになるだろうね。特に伝説的なドライバー、アイルトン・セナの悲劇的な死から30年を迎えるわけだから」と語った。

 

「エミリア・ロマーニャGPでは、僕にとってのヒーローであり、レースの道を歩むきっかけをくれたセナに敬意を表して、スペシャルヘルメットを着用するつもりだ」

 

「このヘルメットはレース後にオークションにかけられ、その収益はブラジルの子供たちの教育を支援するアイルトン・セナ財団に寄付される」

 

「数週間前、シルバーストンでセナにとっての初めてのF1マシンである1984年のトールマン(TG183)をドライブする機会に恵まれた。本当に特別な1日だった。生涯忘れられない経験になった」