レッドブルF1首脳、ケビン・マグヌッセンの暴走に苦言「角田裕毅にも衝突。彼はやりすぎた」 | 北海熊の独り言

レッドブルF1首脳、ケビン・マグヌッセンの暴走に苦言「角田裕毅にも衝突。彼はやりすぎた」

ヘルムート・マルコは、ケビン・マグヌッセンの最近のレースパフォーマンスに決して満足していない。

ハースF1チームのドライバーであるマグヌッセンは短期間に複数の事故を起こし、レース出場停止の危機に瀕しているが、それには理由がないわけではないとレッドブルF1チームのアドバイザーであるマルコは強調した。

 

「マグヌッセンはスプリントレースで、チームメイト(ニコ・ヒュルケンベルグ)のブレーキパッドとして機能するために全力を尽くした」とマルコはSpeedweek.comで語った。

「彼はどんな手段を使ってでも、どんな犠牲を払ってでもルイス・ハミルトンに抵抗しただけでなく、(角田)裕毅とも衝突した。彼はやりすぎたと思うが、彼に10のペナルティポイントがあるのには理由がある」

80歳のヘルムート・マルコは、FIAがこのような事件に対処するより良い方法を見つけることができると信じている。

「ルールを調整し、ギュンター・シュタイナーが提案したように、10秒のタイムペナルティの代わりにピットストップペナルティを課すことで、1人のドライバーが他のドライバーのためにレースを台無しにすることがないようにする。このような極端なケースでは可能性がある。安定性が必要なので、イベントごとにルールを変更する必要はないだろうが、この場合は本当に自問自答しなければならないだろう」

 

 

現在のルールでは、マグヌッセンはそのような方法で保持しているポジションを放棄する義務はないが、バルテリ・ボッタスは、それが問題の解決策になる可能性があると述べた。

「スチュワードが『1周で順位を返さなければペナルティだ』と言ってくれれば、物事は楽になるだろう。確かにそうすれば物事は楽になると思う。イモラでのブリーフィングでは、間違いなくそういう話になるだろうね」とボッタスはコメント。

「レースルールはかなり明確だ。ルールに従うことに問題があったことは一度もない。僕にとってはとても簡単なことだ。前にとどまるか、ペナルティを受けるかはドライバー次第だと思う。彼がより厳しく罰せられるかどうかはまだわからない」