マックス・フェルスタッペン「ヒュルケンベルグのアウディF1移籍は正しい決断」 | 北海熊の独り言

マックス・フェルスタッペン「ヒュルケンベルグのアウディF1移籍は正しい決断」

マックス・フェルスタッペンが、F1ライバルのニコ・ヒュルケンベルグとアウディの提携を支持した。

2026年にアウディのフルワークスチームに移行する予定であり、現在アウディが100%所有するザウバーF1チームは、ヒュルケンベルグと2025年から500万ユーロ(約8億4000万円)と推定される複数年契約を締結した。

 

フェラーリのシートを失うカルロス・サインツJr.にはもっと高額なオファーが用意されているが、3度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンは、ヒュルケンベルグがアウディにイエスと言ったのは正しかったと語る。

「アウディがヒュルケンベルグを選んだ理由も、ニコがアウディを選んだ理由も、僕は完全に理解している」とSport1に語った。

 

「もちろん、チームを変える頻度は少ない方が良いと思うけど、時にはそれが自分でコントロールできないこともある。だから彼がそこに行くことは理解しているし、彼のことをとても嬉しく思っている」

実際、ヒュルケンベルグは、チーム代表の小松礼雄が自分を2025年以降もハースに留めておくために懸命に戦ったことを認めている。

 

 

「ハースは僕を復帰させてくれたチームだ」とヒュルケンベルグは語った。 「でも結局のところ、僕個人としては、アウディはスポーツの面でより良い機会を提供してくれる」

実際、ヒュルケンベルグは、一度も表彰台に立つことなく、最も多くのグランプリ出走回数(200回以上)を記録したドライバーという苦いF1記録を保持している。

 

しかしフェルスタッペンは、ヒュルケンベルグの経験はアウディにとって非常に貴重なものになるだろうと語った。

「ルーキーを使うのではなく、ニコのようなドライバーをクルマに乗せることはザウバーにとって常に良いことだ」と彼は語った。 「アウディは2026年にこのスポーツに初めて参入することになるけど、ニコは長い間F1に携わっており、自分が何を言っているのかをよく知っている」

「彼が少なくともあと2年間はF1でドライブすることになったことをとてもうれしく思う」とフェルスタッペンは付け加えた。 「彼は絶対にそれに値する」

「ニコはとても優れたドライバーだ。彼のキャリアのある時期には、本来なら表彰台に上がれるはずだった。ちょっとした不運でそれがうまくいかなかった」

マックス・フェルスタッペンとニコ・ヒュルケンベルグは公私ともに仲が良く、2021年のプレシーズンには一緒にトレーニングを行っている。