ザウバーF1チーム 「カルロス・サインツ獲得が最優先」 | 北海熊の独り言

ザウバーF1チーム 「カルロス・サインツ獲得が最優先」

ザウバーF1チームは、アウディへの移籍を前に、同チームの2人目のドライバーを務める有力候補がカルロス・サインツであることを認めた。

同チームは先月、ニコ・ヒュルケンベルグが複数年契約で2025年から加入することを発表した。アウディは、新たな技術規定が施行される2026年に、現在ステークの名の下で運営されているザウバー運営の組織を引き継ぐことになる。

 

アウディもドライバーラインナップを巡る交渉に参加しており、ザウバーのマネージングディレクターのアレッサンドロ・アルニ・ブラビは、フェラーリからの退団が決まっているカルロス・サインツがチームの主な焦点であることを認めた。

「市場にトップドライバーがいることは誰もが知っている、それはカルロス・サインツだ」とアルニ・ブラビはautosportに語った。

「誰もがカルロスを乗せたいと思っていると思う。彼は最高のドライバーの一人だ」

「彼は非常に成熟しており、マシンを開発し、開発のためにチームを牽引するのに適したドライバーであると同時に、非常に安定しており、予選でもレースでも非常に強いドライバーだ。フェラーリには最高のドライバーのペアがいると思う」

 

 

ザウバーF1チームには、現在そのシートの1つを占めている10回のグランプリ優勝者のバルテリ・ボッタスなど、他のオプションも存在する。

また、ルイス・ハミルトンがフェラーリへの移籍を決めたことを受け、セカンドドライバーを探しているメルセデスにもサインツの可能性があると見られている。

ブラビは、アウディがドライバー市場を完全に掌握しているわけではないが、ヒュルケンベルグと契約を結んだ後は決断を急ぐことはないと強調した。

「しかし、ドライバー市場が自分たちだけに依存しているわけではないことも知っている」

「さまざまな要因に左右される。ドライバーと話し合っているチームはたくさんある。そして、我々のチームにもいくつかの選択肢があると思う」

「我々は評価するつもりだが、ニコを発表した今、この選択を急ぐ必要はない。我々はまだ初期段階にいる」