ドイツのエモドロム・グループがホッケンハイムリンク買収。F1ドイツGP復活へ | 北海熊の独り言

ドイツのエモドロム・グループがホッケンハイムリンク買収。F1ドイツGP復活へ

ホッケンハイムが、消滅したドイツGPの復活に向けて少しずつ近づいている。

 

個人投資家が有名なかつてのF1サーキットの75%をホッケンハイム市から買い取り、新オーナーがドイツにF1を呼び戻す資金を手に入れるのではないかと期待を高めている。

 

『DPA通信』によると、買い手は「中堅企業5社」で、すでにホッケンハイム市議会によって全会一致で承認されているという。

 

ホッケンハイムを本拠地とする『エモドロム・グループ』は、買収価格が約550万ユーロ(約9億3,200万円)だったことを認め、市は新オーナーが約2,000万ユーロ(約33億円)の負債も背負うことになると指摘した。

 

エモドロームは、今後5年から10年の間にホッケンハイムリンクに最大2億5,000万ユーロ(約423億円)を投資する計画で、これにはホテルや300人の新規雇用も含まれると述べた。

 

彼らが「モーターワールド」と呼ぶものの建設は、すでに2025年後半に予定されている。

 

「ホッケンハイムリンクGmbHの経営陣が最近強調したように、ホッケンハイムリンクの担当者全員がF1復帰を目指している」と同社は述べた。

 

2026年からは、ドイツの自動車メーカーのアウディがザウバーを買収する形でF1へ参入、ドライバーはドイツ人のニコ・ヒュルケンベルグが決定したばかりで、ドイツ国内でのF1人気がミハエル・シューマッハ時代のように上がることが期待されている。