リカルドに追突したランス・ストロールに10秒加算ペナルティとペナルティポイント2点 | 北海熊の独り言

リカルドに追突したランス・ストロールに10秒加算ペナルティとペナルティポイント2点

F1第5戦中国GPでの最初のセーフティーカー(SC)リスタートを前にしたターン14でダニエル・リカルドの車体後方に突っ込んだランス・ストロールには、10秒ペナルティに加えて2点のペナルティポイントを科された。累積点は4点に達した。

 

いわゆる玉突き事故のようなインシデントだった。先行するフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)がロックアップし、後方のジョージ・ラッセル(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が急減速。ピアストリのリアに軽くノーズが触れはしたが、リカルドも上手く反応した。

 

だがリカルドが指摘するように、前方ではなくコーナーのエイペックスを見ていたストロールはそのまま前に突っ込んだ。結果、3号車VCARB 01のリアは宙に浮いた。

 

ストロールについてスチュワードは、前方の状況を注視してリカルドが減速するであろう事を予想すべきだったと指摘。そうしていれば衝突は避けられたと結論付けた。

 

衝突によりリカルドはディフューザーとフロアに大きなダメージを負った。レース続行を試みたもののダウンフォースの喪失は酷く、あっという間に後続にごぼう抜きにされ、クルマをガレージに戻した。