レッドブルF1首脳、マクラーレンのノリスとピアストリに注目 | 北海熊の独り言

レッドブルF1首脳、マクラーレンのノリスとピアストリに注目

レッドブルのヘルムート・マルコ博士は、マクラーレンのドライバーコンビを“将来に向けて”注目していると認めた。

 

中国GP前、マクラーレンのボスであるアンドレア・ステラは、2024年に3番目に速いチームとしての地位を固めるだけでなく、もしかしたら今シーズン後半には勝つこともできるかもしれないと期待しているようだ。

 

「昨年と同じような開発ができるのなら、言うことないだろう」と彼はフランスの『Auto Hebdo(オート・エブド)』から引用している。

 

「傲慢に聞こえるかもしれないが、これはマクラーレンの誰もが持っている考え方だ」

 

ノリスは今年初めに契約延長にサインをし、少なくとも2025年まで、場合によってはそれ以上の期間、マクラーレンにとどまることが決まった。

 

さらにその数カ月前、マクラーレンは印象的なオーストラリア人ドライバー、ピアストリ(23歳)と2026年末まで契約した。

 

しかし、ドライバーの“シリーシーズン”はすでに最高速に達している今、レッドブルのトップF1コンサルタントであるマルコは、オレンジ色の服を着た2人から目が離せないことを認めた。

 

「ノリスには少なくとも2026年までの契約がある。だから、彼は短期的な選択肢ではないし、オスカー・ピアストリもそうだ」と彼は『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』に語った。

 

「だが、両ドライバーとも将来的に我々にとって興味深い存在であることは間違いない」

 

マルコが注目するノリスは2026年から、ピアストリは2027年から獲得可能となるが、それまでの2025年または2026年にレッドブルF1のシートに誰を座らせるか、マルコは夏まで時間をかけて見極めることになる。