レッドブルF1首脳、ウィリアムズのサージェント欠場の判断に理解「“15億円”の価値だからね」
ウィリアムズF1のアレックス・アルボンがF1オーストラリアGPのプラクティスでクラッシュを喫した後、サージェントはクルマを譲ることを求められ、「チームプレイヤー」として受け入れたことが大きな議論を呼んだ。
レッドブルのヘルムート・マルコ博士は今週、『スピード・ウィーク』誌に次のように語った。
「下位5チームがポイント圏内でフィニッシュするのは信じられないほど難しい。だからウィリアムズの決断は理解できるよ」
「アルボンのほうがはるかに強いドライバーだし、チャンピオンシップポイントは1,000万ドル(約15億円)の価値がある。その点では理にかなったことだ」
しかし、新シーズンが進む中でウィリアムズがまだ予備のシャシーを持っていないこと、そして日本GPに間に合わせるために3台目のモノコックがまだ準備ができていないことは、より批判的に受け止められている。
さらにアルボンが壊したシャシーは鈴鹿までに修復できないという噂もあり、サージェントは再び欠場する可能性があるようだ。