アレクサンダー・アルボン 11位「真のチームプレイヤーであるローガンに感謝」 | 北海熊の独り言

アレクサンダー・アルボン 11位「真のチームプレイヤーであるローガンに感謝」

2024年F1第3戦オーストラリアGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは11位でレースを終えた。

 

 アルボンは初日のFP1でクラッシュを喫し、マシンの修復を行うためFP2を欠場した。その後クラッシュのダメージがシャシーまで及んでいることが明らかになったが、ウイリアムズにはスペアのシャシーがなかったため、土曜日以降は1台のマシンで戦うことを強いられた。そこでチームは入賞の望みをかけて、その1台をローガン・サージェントではなくアルボンに託すことを決断したが、アルボンは惜しくも11位だった。

 

「早め早めにピットストップをしたので目立たなかったものの、今日はレースペースが遅かった。早めにピットに入り、そこからポジションを挽回していくことで、何とかレースを戦おうとしたんだ。ただ、結局のところ、ライバルたちのペースが速すぎた」

 

「周囲のクルマと同じペースで走ろうとすると、そのたびにタイヤにグレイニングが起きたし、自分のペースで走れる時には3秒半も遅かったんだ。とにかくグレイニングがひどくて、絶えずクルマと格闘していた。どうしてそうなったのか、しっかり調べる必要がある。トップチームの3台がリタイアしたレースで、ライバルたちが結果を残したのに、僕らはその状況を活かせなかったのが悔しい。だけど、今日のようなレースでもポイント圏外にとどまったという事実は、ペースが十分ではなかったことを証明するものだ」

 

「ウイリアムズのみんなにとってタフな週末だった。それでも僕らはチームとして一致団結して、厳しい試練を乗り越えた。サーキットに来ていたメンバーの全員が全力を尽くしてくれたのだから、彼らのハードワークと献身にただ感謝するばかりだ。もちろん、真のチームプレイヤーであるローガン(・サージェント)にもね」

 

「正直なところ、様々な状況を考えれば、自分のパフォーマンスは十分に満足できるものだった。けれども、これからもチームとして力を合わせて、日本では周囲のライバルと戦えるところまで巻き返したいと思っている」