ニコ・ヒュルケンベルグ 9位「去年と逆で、予選より決勝の方がフィーリングがいい」 | 北海熊の独り言

ニコ・ヒュルケンベルグ 9位「去年と逆で、予選より決勝の方がフィーリングがいい」

2024年F1オーストラリアGP決勝で、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは9位を獲得し、チームはダブル入賞を果たした。ハースはここまで4点を獲得し、コンストラクターズ7位となっている。

 

 ハードタイヤでスタートしたヒュルケンベルグは、最初に長いスティントを走ったことで、バーチャルセーフティカー導入時に1回目のタイヤ交換を済ませることができ、ポジションをひとつしか失わずに済んだ。レース中盤からポイント圏内を走り、マグヌッセンとともにウイリアムズのアレクサンダー・アルボンに勝ち、終盤は10位と11位を走っていたが、ジョージ・ラッセル(メルセデス)のリタイアで、ひとつずつ繰り上がり、ダブル入賞を達成した。

 

「最初のバーチャルセーフティカーに助けられた。それに加えて、ストップのたびにピット出口で1台をパスできたことが、今日のレース結果につながった。VSCとチームワークの相乗効果といったところで、僕としては大いに満足だ」

 

「上位陣の1台がクラッシュ、(マックス・)フェルスタッペンがリタイアを強いられたレースで9位と10位だから、やはりトップ5チームが全員完走したら、僕らがポイントを獲るのは難しいのが現状だ。とはいえ、昨日の予選より今日の方がクルマのフィーリングが良かったことには勇気づけられた。去年とは逆だけど、こっちの方が実戦には役立つからね」