フェルナンド・アロンソ、初日最速も「まだプラクティスに過ぎない」 | 北海熊の独り言

フェルナンド・アロンソ、初日最速も「まだプラクティスに過ぎない」

フェルナンド・アロンソは、2024年F1第2戦サウジアラビアGP初日のフリー走行でトップタイムをマーク。アストンマーティンの好調なプラクティスペースに感銘を受けたようだが、土曜日のサウジアラビアGPに向けては慎重な姿勢を崩していない。

予選・決勝と同じ時間帯に行われたFP2で、アロンソはメルセデスのジョージ・ラッセルにコンマ2秒以上の差をつけた。

 

アストンマーティンは2023年シーズンの序盤戦で輝きを放ち、アロンソはジェッダでの3位フィニッシュを含む開幕8戦中6戦で表彰台を獲得した。

しかし、今季のアストンマーティンは12カ月前と同じような高みに到達するのに苦労しており、大幅に再設計されたAMR24は先週末のバーレーンGPで5番目に速いクルマとして認識された。

ジェッダへの帰還では、2度のF1ワールドチャンピオンが序盤からタイムシートのトップに向かって躍動した。FP1ではフェルスタッペンにコンマ1秒差の2番手だった。

アロンソはFP2でも再び速さを見せ、各ドライバーの予選シミュレーションが完了した時点で、1分28秒827というタイムは後続にコンマ2以上の差を付けるのに十分なタイムだった。

 

「いい感じだよ」と、木曜日の印象的な走りを終えた42歳のアロンソは語った。

「まだプラクティスだからね。去年もバーレーンでもそうだったけど、僕たちは予選よりもプラクティスのほうが速いんだ。燃料負荷やエンジンモードなどの観点から、異なる戦略を実行していると思う」

「僕たちはプログラムを常に前進させている。マシンに問題はなかった。明日のセットアップの可能性も十分にある。でも、僕たちにとってはいい木曜日だったのは確かだ」

 

土曜日のサウジアラビアGPを前に、アロンソはデータを見ていないため、チームの順位については「まったくわからない」と語った。

 

 

「今日はクルマの感触がよかった。どのセッションでも最速になるのはうれしいことだけど、まだフリー走行なので地に足をつけて自分たちに集中し続ける。エンジンモードや燃料負荷に関して他のチームが何をしてきたのか分からないので、タイムをあまり読み込むべきではないけど、それでもポジティブな一日だった。クルマには何の問題もなく、プログラムを完了し、さらなるパフォーマンスを引き出すためにAMR24のセットアップを磨き続けた」