アストンマーティンF1、ボブ・ベルを技術担当エグゼクティブ・ディレクターに任命 | 北海熊の独り言

アストンマーティンF1、ボブ・ベルを技術担当エグゼクティブ・ディレクターに任命

2024年3月6日、アストンマーティンF1は、ボブ・ベルを技術担当エグゼクティブ・ディレクターに任命したことを発表した。

 

ボブ・ベルは、チーム代表のマイク・クラックの直属となり、シニア・リーダーシップ・グループをさらに強化する新たな役割を担う。チームが真のF1コンテンダーへの道を歩み、発展していく中で、テクニカル、エンジニアリング、パフォーマンス部門を統括することになる。

 

ボブ・ベルは、過去40年にわたる輝かしいモータースポーツのキャリアにおいて、マクラーレン、ルノー、メルセデスで上級技術職を歴任してきた。

 

「私は、アストンマーティン・アラムコが近年成し遂げた進歩に感銘を受けている。その旅路の一翼を担う機会を得たことは、非常にエキサイティングなことであり、シルバーストーンの偉大なテクニカル・リーダーたちとともに働くことを楽しみにしている」

 

「このプロジェクトのスケールの大きさと野心には、大いにやる気をそそられる。私はレーサーであり、このチームを動かしているハングリー精神と決意を目の当たりにしている。マイクや他のチームとともに自分の役割を果たすことを楽しみにしている」

 

ボブ・ベルは、1988年のマクラーレン・ホンダ時代に全16戦中15勝を記録した名車MP4/4の開発に携わり、アイルトン・セナが自身初のドライバーズタイトル、マクラーレンはコンストラクターズタイトルを獲得した。その後、2005年と06年にはフェルナンド・アロンソとともにタイトルを獲得、メルセデスF1では初タイトルマシンW05を開発、2016年からルノーに在籍し、最近までアルピーヌF1のアドバイザーを務めていたが、チームが再編を進める中で離脱した1人となっていた。