ヨス・フェルスタッペン、ホーナーを取り巻くレッドブルF1の「権力闘争」を認める | 北海熊の独り言

ヨス・フェルスタッペン、ホーナーを取り巻くレッドブルF1の「権力闘争」を認める

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の父ヨス・フェルスタッペンは、クリスチャン・ホーナーのスキャンダルはレッドブルのオーストリア人株主とタイ人株主の“権力闘争”でもあると認めた。

 

F1が第2戦サウジアラビアに向かう中、ホーナー物語は続いており、苦境に立たされているのはボスだけでなく、他を圧倒するレッドブルチーム全体にとっても悪化の一途をたどっている。

 

「チームは今のところ我慢できているが、まだみんなの心の中にある」とギュンター・シュタイナー元ハースF1代表は『Bild(ビルト)』紙に語った。

 

「だから、すぐに終わらせなければならない。でも、ヨス・フェルスタッペンが言っていることを読むと、しばらくの間、僕たちの心に残るのは明らかだ。しかし、メロドラマは終わらせなければならない」

 

ホーナーのスキャンダルの発端は、女性スタッフとの不倫疑惑が暴露によって発覚したことではなく、レッドブル・レーシングの51%株主であるタイ人株主とイギリス人投資家と手を組み、レッドブル・レーシングの支配権を掌握しようとする水面下の工作だったと噂されている。クーデターは見事に失敗したかもしれない。

 

ホーナーの件に関しては、ヘルムート・マルコ博士は『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように語っている。

 

「内部調査は終わった。それ以上何も言うつもりはない」

 

マックス・フェルスタッペンの父親であるヨスはバーレーンで、ホーナーは内部調査によって潔白を証明されたものの、マックスがこの危機でチームを去る可能性すら否定できないとほのめかした。