【F1・JRC】ヘイキ・コバライネン、大動脈肥大で開胸手術へ「第一の目標は普通の生活に戻ること」
元ドライバー、ヘイキ・コバライネンが間もなく開胸手術を受けるという悲しいニュースがフィンランドから飛び込んできた。
『Iltalehti(イルタレハティ)』紙によると、42歳の元F1ドライバーで、その後ラリーに転向していたコバライネンは、大動脈肥大が見つかったため、キャリアを一時中断することになったという。
「昨シーズンの終わりに精密検査を受けることにした。そして、これが見つかったんだ」とコバライネンは認め、現在は「ハードなフィジカルトレーニング」を禁止されていることを認めた。
「遺伝性の病気で、自分ではどうすることもできない。今発見されたのはいいことだ」と語るコバライネンは、心臓を一時的に停止させる開胸手術を受けなければならないかもしれないと言っている。
「このような大きな手術になるため、最悪のリスクは常に存在する。しかし、大動脈が大きく肥大化しているため、手術の限界を超えているんだ」
日本で「新型ヤリスWRC2マシンで」タイトルを防衛するつもりだっただけに、レースキャリアが一時的にストップしたことは「悲しい」という。しかし、より重要なのは彼の健康だ。コバライネンは、「確率は僕の味方だ」と語った。
「だけど、手術をしてレースを続けられなくなったら、それはそれで仕方がない。僕の第一の目標は普通の生活に戻ることだ」
Japanese Rally Championship starting this weekend - unfortunately I won't be able to join Rally Team AICELLO at the moment due to unexpected medical issue. Once I've got a plan in place to resolve it, then I will tell you all about it. In the meantime, best of luck to all my… pic.twitter.com/PeJjZLy72o
— Heikki Kovalainen (@H_Kovalainen) February 29, 2024
#RallyTeamAICELLO より
— 北川紗衣*Sae Kitagawa (@kitagawa_sae) March 6, 2024
Heikkiさんについてのご報告です。
日常生活を送る上では問題ないところ、ドライバーとして今後もラリーを続けたいという想いから決断されました。
Heikkiさんは必ず戻ってこられます。
今は治療に専念できるよう、皆様には暖かく見守っていただければと思います。 pic.twitter.com/lkbfseU7pb