ランド・ノリス、初戦を前にパワーユニット部品が早くも年間上限に | 北海熊の独り言

ランド・ノリス、初戦を前にパワーユニット部品が早くも年間上限に

マクラーレンのランド・ノリスは2024年シーズンの初戦を前に、ES(バッテリー)及びCE(コントロール・エレクトロニクス)が早くも年間の割り当て上限に達するという課題に直面した。あと1回、これらのいずれかのコンポーネントを交換するとペナルティの対象となる。

 

国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートのジョー・バウアーによると、マクラーレンは24戦が予定されるシーズン初戦の最初の1日を経て、メルセデス製F1パワーユニットを搭載する4号車MCL38に今季2基目となるESおよびCEを投入した。

 

V6ハイブリッド・ターボ導入11年目の今年は、ICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが年間に各4基まで、CE、ESは各2基まで、そしてエキゾーストは年間8セットに制限されており、超過した場合はグリッド降格ペナルティが科される。

 

ホンダRBPT、フェラーリ、ルノーを含む4つのエンジンメーカーの中で、メルセデスは昨年、最も高い信頼性を発揮した。ワークス、マクラーレン、アストンマーチン、ウィリアムズの計8台はいずれもノーペナルティでシーズンを消化した。