レッドブルF1首脳&元F1ドライバー、ハミルトン移籍で「シューマッハ以来の黄金期が到来するかも」 | 北海熊の独り言

レッドブルF1首脳&元F1ドライバー、ハミルトン移籍で「シューマッハ以来の黄金期が到来するかも」

シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2025年からルイス・ハミルトンがチームメイトになることを懸念しているかもしれない。

 

レッドブルのオーストリア人トップコンサルタントであるヘルムート・マルコ博士や、F1レジェンドで同じオーストリア人のゲルハルト・ベルガーはそう考えている。

 

7度のワールドチャンピオンに輝いたハミルトンの速さは明らかだが、39歳のハミルトンは経験豊富で、鋭敏で、影響力もあるため、フェラーリでは政治的に優位に立つだろうと彼らは考えている。

 

マルコはスペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』に次のように語っている。

 

「これには2つの理由がある。ルイスがフェラーリに感じている魅力と、ハミルトンがもはやメルセデスを信頼していないということだ」

 

「そして、ハミルトンが受け入れられないことが2つある」

 

「1つ目は、もはやワールドチャンピオンになるのは自分ではないということ、そしてもう1度チャンピオンになるのは簡単ではないということだ」

 

「しかし、スポーツ的な側面はさておき、ハミルトンはグリッドで最高の給料をもらっているドライバーでなくなったことにまったく満足していない」

 

そして今、最も稼いでいるのはハミルトンだ。この事実は、フェラーリの力を借りれば変えることができるものだ」

 

そしてフェラーリの新たな力によって、ルクレールには困難な時期が待っているとマルコは考えている。

 

「ルイスはフェラーリの世界的スーパースターとして、シャルルに対して政治的に自らを押し付けるだろう」とマルコは予想する。

 

 

元フェラーリ・ドライバーでもあるベルガーは、ハミルトンの長年の同僚であり友人でもあるフェラーリのフレデリック・バスール代表が、イタリア・ブランドの「新たな段階をスタートさせる」ためにはハミルトンのような存在が必要だと認識していることに同意する。

 

「ルイスはF1史上最高のドライバーの一人であるだけでなく、マーケティング面でも非常に効果的だ」とベルガーは『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に語った。

 

「フェラーリ・ブランドとハミルトン・ブランドが手を組めば、ファンにとって非常に魅力的な組み合わせになるだろうね」

 

「彼は大金を手にし、心から愛されるだろう」

 

「まず第一に、フェラーリは彼の経験を必要としている。彼は100勝以上している。勝利は彼にとって当たり前のことなんだ」

 

「彼はまた、そのためにチームのモチベーションを高める方法や、政治的に複雑な状況に対処する方法も知っている」

 

「さらに、他チームの技術スペシャリストたちがルイスを追ってマラネロにやってきて、フェラーリの歴史に新たな成功のサイクルが始まるかもしれない、ミハエル・シューマッハがそうしたようにね」とベルガーは語った。