新生ビザ・キャッシュアップRB、マシンのカラーリングはトロロッソ時代後期に似たものになる? | 北海熊の独り言

新生ビザ・キャッシュアップRB、マシンのカラーリングはトロロッソ時代後期に似たものになる?

昨年までのアルファタウリを引き継ぎ、今季から装い新たにF1に挑むことになるビザ・キャッシュアップRB。そのマシンのカラーリングは、トロロッソ時代に似た青を基調にしたモノになるという情報がある。

 

ビザ・キャッシュアップRBは、2月8日のアメリカのラスベガスで2024年用のニューマシンを発表する予定だ。ただラスベガスはチームの本拠地であるイタリア・ファエンツァからは遠く、しかも2月12日にはミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリでフィルミングデーが予定されていることを考えると、新車発表会で実車が登場する可能性は低いとみられる。

 

 ただこの発表会には、いくつかの点で注目が集まる。ひとつ目は、マシンの名称がどうなるかということだ。

 

同チームのマシンは、トロロッソ時代はSTR、アルファタウリはATの後に通し番号がつけられた。今季からはチームの名称が変更されたのに伴い、このマシン名称にも変更が加えられるのは間違いない。新しいチーム名称の頭文字をとったVCARBとなるという情報もあるが、これはまだ明らかにはされていない。

 

もうひとつはマシンのカラーリングがどうなるかということだ。トロロッソ時代は、当初は濃いネイビーが基調だったが、2017年からは明るい青がベースとなった。アルファタウリとなってからは紺と白の塗り分けだった。

 

motorsport.comが得た情報によれば、ビザ・キャッシュアップRBの1台目となる2024年マシンのカラーリングは、数年前に既に使った塗り分けに似ているという。つまりトロロッソ時代のカラーリングに似て、細かな色こそ違うかもしれないが、青がボディの大部分を占める可能性があるというわけだ。

 

 確かにチーム名称と共に発表された新しいチームのロゴは、青がベースになっていたことからも、この青がベースのカラーリングとして使われる可能性があると言えよう。そしてそのロゴには、レッドブルの赤ではなく、白で表現された雄牛がデザインされており、それもマシンに再現されるかもしれない。

 

なおビザ・キャッシュアップRBの2024年マシンには、昨年圧倒的な強さを発揮したレッドブル・レーシングRB19のサスペンションが使われることになるはずだ。そしてレッドブル・グループとしては、レッドブル・レーシングとビザ・キャッシュアップRBの2チームによる相乗効果を目指しているとされているため、エイドリアン・ニューウェイ率いる開発チームが設計した素晴らしいコンポーネントが、ビザ・キャッシュアップRBのマシンに搭載されることになるはずだ。