マクラーレンCEO、ノリス残留に自信「チームにいたいと思ってもらうことが我々の仕事」
マクラーレンのザク・ブラウンCEOはドライバーのランド・ノリスについて、レッドブルから興味を持たれ続けているにもかかわらず、残留するよう説得できると”確信”している。
ランド・ノリスは、2019年にルーキーとしてF1に参戦してからマクラーレンに所属しており、2025年まで契約を結んでいる。
しかしマックス・フェルスタッペンのチームメートについて模索を続けるレッドブルが、ノリスの獲得に乗り出すのではないかとの憶測が広がっている。
レッドブルは以前からノリスに興味を示しており、彼がF2に参戦していた2018年には当時トロロッソと呼ばれていたチームがドライブのオファーをしていた。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、「我々は数年にわたって何度かランドと話をしたことがある」と認めている。
また情報筋によれば、フェルスタッペンと仲が良いことで知られているノリスが2022年初頭にマクラーレンとの最新契約にサインした後も、レッドブルからの非公式な関心は続いているという。
マクラーレンが2024年のマシンカラーリングを発表したイベントで、レッドブルがノリスとの契約にどれほど本気だと考えているかと尋ねられたブラウンCEOは、次のように答えた。
「従業員であれ、ドライバーであれ、スポンサーであれ……彼らをケアし、マクラーレンにいたいと思ってもらうことが我々の仕事だ」
「だから、私はマクラーレンが最高の環境であり、人々が私たちと一緒にいたいと思うようにすることに集中する。なぜなら、最終的にそのような様々な人々への外部からのアプローチをコントロールすることはできないからだ」
「だから、ランドとの関係は強いままだと確信している。彼が昨年の後半に目の当たりにしたものに感銘を受け、今年をとても楽しみにしているのは知っているんだ」
「彼はアンドレア(アンドレア・ステラ/チーム代表)やチームのみんなと仕事をするのが大好きなんだ。だから、あとは彼が望む環境を与え続けるだけだ」
「そうすれば、彼はこのままでいてくれると確信している。ライバルに彼を売ろうとするのではなくね。それは決して私のやり方ではない」