エステバン・オコン、2024年型マシンのアルピーヌA524は「遅いかも」と懸念 | 北海熊の独り言

エステバン・オコン、2024年型マシンのアルピーヌA524は「遅いかも」と懸念

エステバン・オコン(アルピーヌ)は、アルピーヌの2024年新型車が「少し遅い」ことを心配しているかもしれない。

 

激動の2023年シーズンを終えて、苦境に立たされているイギリスのエンストンとフランスのビリーを本拠地とするアルピーヌだが、新車のFIAクラッシュテスト不合格の報告を受け、憂慮しているようだ。

 

昨年、経営、人事、持ち株の混乱に巻き込まれたルノー傘下のアルピーヌは、2024年マシンを2月7日に公開すると発表している。このイベントでは、F1とル・マンに参戦する世界耐久選手権(WEC)用の新型ハイパーカーの公開を同時に開催し、WECチームに新加入したミック・シューマッハが参加する予定だ。

 

2024年、チームは長年にわたってエンジニア兼監督を務めてきたアラン・パーメインを欠くことになるが、彼は現在アルファタウリへの移籍が噂されている。

 

アルピーヌの2024年型マシンについて、スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』は『Sky(スカイ)』のコメンテーター、デビッド・クロフトの「エステバン(オコン)はクリスマス前に、2024年型マシンは少し遅いと言っていた」とのコメントを伝えた。

 

憂慮すべき発言だが、フランス人ドライバーのオコンは、アルピーヌがアストンマーティンの2023年の偉業を模倣し、今シーズンに大きな飛躍を遂げることを望んでいる。

 

「それが現実的かどうかはわからないし、正直に言うと気にしていないが、それが我々が探さなければならないことだ。我々が目指すべきはそこだ」

 

「それ以外の考えで新年を迎えるつもりはない。そうでなければ、勝者にはなれないからね」と27歳のオコンは付け加えた。