ジーン・ハース、近年のパフォーマンス低迷は「恥ずかしい。フェラーリに近づく必要がある」 | 北海熊の独り言

ジーン・ハース、近年のパフォーマンス低迷は「恥ずかしい。フェラーリに近づく必要がある」

ハースF1チームのオーナーであるジーン・ハースは、自身のチームの最近のパフォーマンスに「恥ずかしさ」を感じていることを認めた。

先週初め、ハースF1チームはギュンター・シュタイナーが今季はチーム代表を継続しないことを発表した。ハースはここ3年間、コンストラクターズ選手権で最下位に2度沈むなど、苦しい状況が続いている。

 

だが、不振にもかかわらず、ジーン・ハースは今後もチームを売却する気はないと主張している。

ハースF1チームは2016年にF1デビューを果たして以来、フェラーリと緊密な関係を築いており、フェラーリはパワーユニットだけでなく、サスペンションなどさまざまなパーツを供給している。

しかし、ジーン・ハースはフェラーリとのパートナーシップの中でチームのパフォーマンスに満足できていないと述べた。

「フェラーリは我々にとてもよくしてくれた」とジーン・ハースは語る。「彼らは初日から我々と一緒にやってきたし、信じられないようなエンジンを作ってくれている」
「彼らのサスペンションは非常に優れている。我々は彼らのハードウェアをたくさん使用してきた。とてもうまくいっていた」

「彼らは本当に我々を助けてくれている。改善できていないのは恥ずかしいが、今後は他のチームが持っていない良い装備を活用していきたいと思っている」

 

 

ハースは、F1の歴史に深いルーツを持つフェラーリのようなパートナーを持つことは、チームにとって今後大きな利益となるだろうと付け加えた。

「競争はさらに激しくなるだろう」と彼は語った。

「レッドブルにはアルファタウリがいる。こうした関係が進化し始めている。競争は非常に熾烈になると思うので、フェラーリのようなパートナーを持つことは非常に重要になるだろう」

「我々はフェラーリに留まることができてとても幸せだ。信頼性の面で我々が役に立てれば幸いだ。今後、(2026年に)ザウバーがフェラーリのパワーユニットを手放すとき、我々はフェラーリの唯一のユーザーとなるだろう」

「彼らは1つか2つのカスタマーを迎えたいかもしれない。おそらく彼らは我々に満足してくれるだろう。しかし、我々はもっと改善しなければなならない。フェラーリからそんなに遅れて走るわけにはいかない。我々は彼らに近づく必要がある」