シャルル・ルクレール 2位表彰台「優れたマシンがあったし、戦略も正しかった」 | 北海熊の独り言

シャルル・ルクレール 2位表彰台「優れたマシンがあったし、戦略も正しかった」

2023年F1第23戦アブダビGPの決勝で、スクーデリア・フェラーリはシャルル・ルクレールが2位表彰台を獲得でシーズン最終戦を終えている。

 

 2番グリッドからレースに挑んだルクレールは、1周目にポールスタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を攻め立てるも攻略ならず、その後はタイヤマネージメントとギャップ管理に集中する。レース終盤にはセルジオ・ペレス(レッドブル)に2番手の座を譲るも、ペレスに5秒加算ペナルティが科されたため2位表彰台を獲得した。

 

最終戦アブダビGPを終えたフェラーリは、ルクレールがドライバーズランキング5位、サインツがドライバーズランキング7位、コンストラクターズランキングは3位でシーズンを終えている。

 

「今日はとても優れたマシンがあったし、戦略も正しいものだった。ミディアムタイヤなら何周も激しくプッシュできたはずだったし、2位の座が危うくなることは一度もなかった」

 

「残念ながら、最終的にチェコ(ペレス)が5秒ペナルティを受けたことが僕たちに大きく影響した。フィニッシュに近づくなかで、僕はチェコがジョージ(・ラッセル/メルセデス)に対するギャップを築けるよう手助けしようとした」

 

「チェコが5秒ペナルティを消化してもジョージの前でフィニッシュできるようにね。そうすれば僕たちは(コンストラクターズランキングで)メルセデスより上の順位になるはずだったからだ」

 

 

「このシーズンを振り返ってみるとポジティブなシーズンだったと言える。僕たちは限界までプッシュできないマシンで1年をスタートした。問題が何かは分かっていたけど、状況を変えるには時間がかかった。日本GP以降、僕のフェラーリはまったく違うマシンになって、とても良い結果が出せるようになった」

 

「シーズン中には残念ながら、良いポジションにいながら得点を逃す場面が何度かあった。3番手だったのにリタイアになったバーレーンGPや、予選でフロントロウを獲得したけど実際にレースをスタートできなかったブラジル(サンパウロ)GPのことを考えている」

 

「学んできたことを冬の間にすべて活かし、来シーズンは開幕から競争力を発揮できるよう願っている。応援を続けてくれるファンたちに、何かお返しをしたいと思っているんだ」