【Wシリーズ】第1戦マイアミR2 : ジェイミー・チャドウィックが連勝。野田樹潤は15位 | 北海熊の独り言

【Wシリーズ】第1戦マイアミR2 : ジェイミー・チャドウィックが連勝。野田樹潤は15位

Wシリーズの2022シーズン開幕戦レース2がマイアミで行なわれ、ジェイミー・チャドウィック(Jenner Racing)が優勝。野田樹潤(Academy)は15位となった。

 

Wシリーズの2022年開幕戦マイアミのレース2が行なわれ、ジェイミー・チャドウィック(Jenner Racing)がレース1に続いて連勝。野田樹潤(Academy)は15位だった。

 

 レースがスタートすると、ポールポジションのチャドウィックがホールショット。2番手にネレア・マルティ(Quantfury)、3番手にエマ・キミライネン(PUMA)が続いた。

 

 隊列から5台が抜け出し、先頭集団を形成。チャドウィックは後続にスキを与えない走りでレースをコントロールしていく。一方、キミライネンとマルティはサイド・バイ・サイドのバトルを展開。2台は何度かポジションを入れ替えたが、その間にチャドウィックはリードを広げていった。

 

 一時は後続に対して2秒弱のリードを築いたチャドウィック。だがキミライネンを振り切り、2番手を確保したマルティが徐々にチャドウィックの背後に近づいていく。

 

 レース残り時間が10分を切る頃にはその差は1秒以内に。しかし2度のWシリーズ王者であるチャドウィックはタイヤをセーブしていたのか、12周目に1.5秒までギャップを広げると、またジリジリとマルティを引き離していった。

 

 結局、チャドウィックが完璧なレース運びでトップチェッカー。2.997秒差の2位はマルティだった。

 

 3番手でチェッカーを受けたのはアリス・パウエル(Click2Drive)。キミライネンと3番手を争っていたが、ファイナルラップの1周前に接触。この接触でキミライネンはスピンし、5番手でレースを終えており、この件はレース後の審議対象となっている。

 

 18番手からのスタートだった野田は、スタートでひとつポジションアップ。しかしオープニングラップのセクター3でミスがあったようで、隊列から大きく遅れてしまった。

 

 マシンのダメージでピットインした車両が3台あったため、野田は15位でのフィニッシュとなったが、終始ペースの面でも苦しみ、前のクルマから30秒以上離され、孤独なレースとなってしまった。

 

【野田樹潤】