【Wシリーズ】第1戦マイアミR1 : チャドウィックが勝利。野田樹潤はペース上がらず13位 | 北海熊の独り言

【Wシリーズ】第1戦マイアミR1 : チャドウィックが勝利。野田樹潤はペース上がらず13位

Wシリーズの2022シーズン開幕戦レース1がマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行なわれ、デビュー戦の野田樹潤(Juju)は終始レースペースに苦しみ、13位フィニッシュ。優勝したのはジェイミー・チャドウィックだった。

 

Wシリーズの2022年開幕戦マイアミのレース1が行なわれ、ジェイミー・チャドウィック(Jenner Racing)が優勝。同シリーズデビュー戦を迎えた野田樹潤(Academy)は13位だった。

 

 レースはスタートから波乱。複数のマシンがストールしてしまい、グリッドに取り残されてしまう。最後尾グリッドの野田もそのうちの1台。しかし各車ともなんとか走り出すことはできた。

 

 ただアリス・パウエル(Click2Drive)が1周目にクラッシュしたことで、セーフティカーが出動。ジェイミー・チャドウィックがリードする隊列の最後尾に、野田も追いつくことができた。ただパウエルのマシン回収は大いに手間取り、赤旗中断となった。

 

 ローリングスタートでレース再開。チャドウィックとエマ・キミライネン(PUMA)が一騎討ちの戦いを繰り広げていく。

 

 しかし9周目、ファビエナ・ヴォールヴェンド(CortDAO)がウォールにヒットし、スローダウン。そこに後続の各車が襲い掛かった。しかしヴォールヴェンドはなんとかポジションを守ろうと必死の防戦、アビー・イートン(Scuderia)と接触し、両者コースオフしてしまう。

 

 そのタイミングで、キミライネンがチャドウィックをついに攻略。そしてその直後に、セーフティカーが出動となる。

 

 残り1周でレース再開。抜群のリスタートを決めたのはチャドウィックで、ターン1でキミライネンに並びかける。キミライネンはブレーキングを遅らせてこれに対抗しようとするが、痛恨のオーバーラン。マルタ・ガルシア(CortDAO)にも先行されてしまう。

 

 キミライネンはなんとかガルシアを攻略しようとするが、ターン17で痛恨のスピン。最後尾までポジションを落としてしまった。

 

 結局チャドウィックが優勝。2位がガルシア、3位にジェシカ・ホーキンス(Click2Drive)となった。

 

 野田は終始レースペースに苦しみ、結局13位でフィニッシュ。キミライネンは完走したドライバーのうち最後尾となる15位でチェッカーを受けた。