【SUPER GT】Arnage Racing、86 MCにスイッチ。加納/阪口/山下で挑む | 北海熊の独り言

【SUPER GT】Arnage Racing、86 MCにスイッチ。加納/阪口/山下で挑む

2月11日、スーパーGT GT300クラスに参戦するArnage Racingは、2022年のスーパーGT参戦体制を発表した。2013年以来一貫してGT3カーを使い続けてきたチームは、2022年にGT300マザーシャシーの86 MCにスイッチ。長年チームから参戦する加納政樹と、2021年にmuta Racing Lotus MCをドライブしていた阪口良平、加納同様にチームに長年所属する山下亮生の3人で挑む。

 

 2012年までGT300で活動していたA Speedのメンテナンスを担い、2013年からチームとして参戦を開始したArnage Racingは、アストンマーティンV12バンテージGT3、メルセデスベンツSLS AMG GT3を走らせ、2017年にはINGINGとコラボしフェラーリ488 GT3を導入。2018年からはメルセデスAMG GT3と、これまでGT3カーでGT300クラスを戦い、表彰台を獲得するなど活躍してきた。

 

 迎える2022年は、新たに車両をGT300マザーシャシーの86 MCにスイッチすることになった。2022年はmuta Racing INGINGがトヨタGR86にスイッチしマザーシャシーは台数が減る可能性もあったが、2022年はArnage Racingから1台が走ることが確定した。カラーリングはブラックをベースに、チームのイメージカラーであるオレンジとグリーンが入るクールなイメージに。カーナンバー50はもちろん健在だ。

 

 そしてドライバーラインアップは、2013年から途中参戦しない年もあったものの、長年チームから厚い信頼を寄せられている加納、そして2021年にmuta Racing Lotus MCをドライブし1勝を飾った阪口、そしてドライバーとしてはもちろん、さまざまな面でチームを支える山下という3人となった。また監督には、松浦孝亮の兄で、2021年までarto RC F GT3に携わっていた松浦佑亮監督が就任する。

 

 チームが走らせる車両は、SNS上で“姫”と呼ばれ、サポーターは“姫団”の名をもっていた。2021年の“姫”だったメルセデスAMG GT3はR’Qs MOTOR SPORTSに“嫁”に出たが、2022年の86 MCはいったいどう呼ばれ、どんな活躍をみせてくれるだろうか……? 

Arnage Racing 2022年スーパーGT参戦体制

車両:MC 86
チーム名:Arnage Racing(アルナージュレーシング)
タイヤ:横浜ゴム
メインスポンサー:ハウスコンサルタント フィールド・セリオス
ドライバー:加納政樹/阪口良平/山下亮生
監督:松浦佑亮
エンジニア:松山靖