【SUPER GT】muta Racing INGING、2022年はトヨタGR86にスイッチ | 北海熊の独り言

【SUPER GT】muta Racing INGING、2022年はトヨタGR86にスイッチ

2月1日、スーパーGT GT300クラスに参戦するmuta Racing INGINGは、2022年の参戦体制を発表した。2021年からCars Tokai Dream28とタッグを組んできたが、これを継続。一方車両は一新し、GT300規定のトヨタGR86で参戦することになった。

 

 muta Racing INGINGは、アパレルブランドを展開するmuta JAPANから協賛を受け2020年にトヨタ86 MCでGT300に参戦。2021年はCars Tokai Dream28とタッグを組み、ロータス・エヴォーラMCを走らせ、第4戦もてぎでは優勝も飾った。

 

 迎える2022年に向け、チームはこれまで2年間使用してきたマザーシャシーから、GT300規定のトヨタGR86にスイッチすることになった。すでに東京オートサロンでapr、SHADE RACINGの利用が発表されていたが、これで“3台目”のGR86が姿をみせることになる。

 

 チームではこれまでレースで培ってきたノウハウを新車両に活かし、2021年第4戦もてぎの優勝に貢献したアドヴィックス社製のブレーキシステムを搭載。それをさらに強化すべく実戦で磨いていくとしている。タイヤはブリヂストンで、GR86との組み合わせはライバルにとって脅威となりそうだ。

 

 そしてドライバーは、これまで12回のポールポジションを獲得しているベテランの加藤寛規が残留。引き続きAドライバーを務める。一方、チームメイトには2020年にチームでスポット参戦を果たし、2021年は第3戦鈴鹿で優勝を飾るなど、成長著しい若手の堤優威が加入することになった。

 

 2022年もmuta JAPANのサポートを受け、GT300を知り尽くすベテランの加藤と、勢いに乗る若手の堤というふたりでタイトルに挑むmuta Racing INGING。強力な体制のチームがまたひとつGT300を賑わせてくれそうだ。

muta Racing INGING 2022年スーパーGT参戦体制

エントラント:muta Racing INGING
参戦車両:GR86 GT(GT300規定)
車両名:muta Racing GR86 GT
カーナンバー:2
タイヤ:ブリヂストン
監督:山本智博
テクニカルアドバイザー:田中耕太郎
チーフエンジニア:渡邊信太郎
ドライバー:加藤寛規/堤優威
メインスポンサー:muta JAPAN株式会社
マシンメンテナンス:INGING MOTORSPORT

 

【muta Racing GR86 GTの2022年カラーリング】

【東京オートサロンでお披露目されたapr GR86 GT】

【2021スーパーGT第6戦オートポリス 加藤寛規(muta Racing Lotus MC)】

【2021年のスーパーGTでたかのこの湯 GR Supra GTをドライブした堤優威】