トロロッソからアルファタウリへの改名はファンには概ね不評 | 北海熊の独り言

トロロッソからアルファタウリへの改名はファンには概ね不評

トロロッソは、2月14日(金)から新しいF1チーム名であるアルファタウリを名乗ることになるが、ファンからの反応は概ね不評だ。

2006年にミナルディを買収してスクーデリア・トロロッソとしてF1に参戦を開始したレッドブルのジュニアチームは、2020年からはレッドブルの衣料ブランドであるアルファタウリを宣伝するためにチーム名を『スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ(Scuderia Alpha Tauri Honda)』に変更する。

トロロッソは、レッドブルのジュニアチームとしてF1で若手ドライバーを育成してシニアチームに送り込む役割を担い、セバスチャン・ベッテル、ダニエル・リカルド、マックス・フェルスタッペンといったF1でのグランプリウィナーを輩出。

2008年のF1イタリアGPでセバスチャン・ベッテルが優勝して、シニアチームよりも先に勝利をもたらし、2018年にはホンダの再生に大きく貢献するなど、イタリア気質の雰囲気をもったチームは、トップチームではなくともファンから愛されてきた。

トロロッソは、ソーシャルメシアで2月14日からアルファタウリを名乗ることは発表。しかし、ファンからの反応は賛否がわかれている。

チーム名変更を歓迎する声もあるが、ファンからのコメントには「ノー!どうして?」「お願いだからトロロッソのままでいてくれ」「トロロッソは永遠」など、トロロッソの継続を望むこと声が多数占めており、「alpha touur........」と発音のしにくさを指摘する声も。

だが、トロロッソは「名前は変わるけど、我々はまだ同じチームです」とコメントするなどファンをなだめている。

アルファタウリは、2月14日(金)の夕方にオーストリア・ザルツブルグにあるレッドブのハンガー7で2020年の新車発表イベントを実施。ドライバーを務めるピエール・ガスリーとダニール・クビアトはすでに新車でのシート合わせを完了させている。