ジェンソン・バトン、Q3進出も最後尾 「グリッドペナルティは痛い」 | 北海熊の独り言

ジェンソン・バトン、Q3進出も最後尾 「グリッドペナルティは痛い」


ジェンソン・バトンは、1回限りの復帰戦となるF1モナコGPの予選でQ3に進出したものの、グリッドペナルティを科せられるのは“痛い”と述べた。

インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役としてF1モナコGPで復帰したジェンソン・バトンは、予選で9番手タイムを記録したが、ホンダのF1パワーユニットに不具合が発生してMGU-Hとターボチャジャーを交換したことで15グリッド降格ペナルティを科せられることが前もってわかっていた。

グリッドペナルティは、ドライバーではなく、マシンに科せられるため、フェルナンド・アロンソがすでに多くのパワーユニットコンポーネントを使用していたことでジェンソン・バトンがその影響を受けることになった。

「自分がどれくらい多くのレースをしたかどうかは重要ではないけど、やっぱり痛いよね」とジェンソン・バトンはコメント。

「昨日伝えられた。木曜日は本当にうまくいっていたので、予選についてとても興奮していた」

「僕たち二人ともペナルティを科せられる。スペインのペナルティがあるストフェルは、僕のポジションを得るので12番手からのスタートになる。僕は最後尾からのスタートだ」

「僕たちは二人ともポイント圏内でスタートしていたはずだし、残念だよ」

ジェンソン・バトンは、予選セッションを楽しんでいたと述べ、今回がF1で最後の予選になるだると断言した。

「9番手にはとても満足しているし、週末をとても楽しんでいる」とジェンソン・バトンはコメント。

「僕の最後の予選セッションだし、一番楽しかったかもしれない」

「F1を寂しく思ってはいなかったし、本当に楽しい6ヵ月を過ごしていた。そして、クルマに戻った。大好きなクルマにね」

「楽しむように言われたし、楽しんでいるよ。ただクルマを走らせるだけでなく、F1全体の雰囲気をね」

1周分のタイヤしかなかったため、Q3ではポジション争いにはあまり絡めなかったジェンソン・バトンだが、実際には完全に限界までクルマをプッシュできなかったと語る。

「クルマの限界がどこかはあまりわかっていないし、モナコで限界を見つけることはできない。限界はオープンなサーキットで感じる必要がある」とジェンソン・バトンはコメント。

「自分のなかでは走れていたので残念だけど、ここでは仕方がない。そうでなければ、ウォールで終わってしまうからね」

「僕にとっては非常に難しいことだけど、とても楽しかったよ」