こんにちは、井谷です。
今日はとても良い天気ですね。
軽く体を動かしながら、しっかり頭を使うにはよい感じですね。
さて、よく考えることの1つとして、業である「保健指導」ですが、
偶然文献検索をしていたらこれって保健師も同じだわ、というものを発見しました。
(ちょっと古い文献(2008年)だったのですが、「医師養成のための卒前 ・ 卒後教育」について書かれていたもの)
・そもそも「どうして、医療介護系の人たちは転職が激しいのか?」
これは常日頃、どこの機関も抱えている問題で、いわゆる人問題となっている部分です。
要点を言えば、教育です。
看護分野では、医療機関が教育研修体制を布いていて、実施している部分もありますが、
実用的ということではまだ十分ではないことが課題ですが、研修に予算をしっかり取っている点は進んでいます。
しかしながら、保健師さんに関しては、個人の努力が殆どで、体型的な教育はあまりされていません。
だから、不十分な力量のまま業務だけが進んでいくので、脱落(離職)につながりやすく、
転職しても解決できずに、更に転職を繰り返す悪循環になっています。
これは、教育体制がない医療機関で働く看護師にも言えることです。
現在は研修だけを受けさせることで解決したことになっている場合が多いですが、
今回の文献を読んで、医師も始めとする我々対人サービス分野は、知ることで解決できるものではないことを改めて認識しました。
教育を系統だてて行う(教育体制)ことの重要性です。
きちんとその目的を達成するには、他者の協力も必要ですし、
医療現場のような業務時間以外での学ぶ時間を各人が確保する意識も必要です。
”日ごろから準備しておくこと”
これはこの分野に限らず、再就職しようとする家庭の主婦にも言えることです。
教育を受けてきたこと=賃金なのは常識ですから、保健指導そのものの内容を考えると、
研修での知識だけでは育たないものを作る、体系立てた学びの導入、これが必要ですね。
当社もしっかり考えた上で、導入することを検討したいと思います。