独身男女の縁結びを支援している佐賀県武雄市の婚活相談所が昨年度、カップル成立35.6%という成果を挙げていることがテレビで報じられていました。
相談所を運営しているのは武雄市役所内にある「お結び課」、2010年9月から、結婚を望む独身男女の出会いをお手伝いしていて、モットーは「誠意を持って婚活をサポートする」で、取材時で直近6年間で190組を結婚まで導いたと紹介されていました。
入会金や会員料なども一切必要ないので利用者は多いとのことです。
お結び課では、登録して10日以内に最初のお見合いをしてもらうことを目標にしていて、2010年に結婚相談所を開設して14年、お結び課が昨年度、カップル成立35.6%の過去最高実績を挙げるまでに至った秘訣は「とにかく数をこなすこと」とことだと紹介されていました。
お結び課のサービスは武雄市に住んでいない人でも無料で受けることができます。
テレビが取材した時で、お結び課に登録しているのは男性211名、女性160名の合わせて371人で、そのうち、男性143名、女性118名は武雄市以外に居住しているとのことでした。
お結び課のカレンダーにはお見合いの予定がびっしりで、年末年始を除き毎日、お見合いの席を案内しているそうです。
その数は、1日あたりの平均はなんと5件で、スタッフの人数3人よりも多いというから驚愕です。
登録情報をもとに個別面談、相手を探してマッチングすると、いよいよお見合いで、場所は主に武雄市内のレストランやカフェですが、誰にも見つからないところでお見合いをしたい方のために、武雄神社の一室も用意されているそうです。
お見合いするのは、たったの15分。
女性は第一印象で、相手のことを恋愛対象としてアリかナシか判断するケースが多いので、長く話したところで結果は変わらないとして15分制を導入しているそうですが、お見合いの場にはお結び課の職員も立ち会い、全力で場を和ませるそうです。
テレビでは、記者が取材してみて感じたこととして「婚活の場でありがちな“こうでなければならない”という固定観念に一切とらわれず、フラットな支援をしている」ことがポイントだとコメントしていました。
「来るもの拒まず、去るもの追わず」をモットーに、武雄市のお結び課は、一人でも多くの登録者を増やして、本人が望む幸せをつかむお手伝いをしているそうです。
素晴らしい取組ですね。
自治体が所謂お役所仕事でなく、「幸せをつかんでほしい」という思いで仕事をされていることがテレビを通じて感じられました。
「思い」。
これが何をやるにしてもポイントだと思います。
保険も「このお客から保険取ってやろう」と思って対応すると確実に成約になりません。
お客様も「この人、保険に入らせようとしている」と感じ、感じた瞬間に心は閉ざされます。保険募集人が頑張って色々喋っても全く聞かない状態に入りますが、これは横から見ていても直ぐにわかります。
「このお客様のために役立ちたい」といった思いを腑に落としてお客様と相対すると、お客様も「この人、私の声をよく聞いてくれるので、この人で保険加入しよう」と思われます。
「思い」は必ず伝わるのです。
現在、モーターチャネル保険代理店さん向けに体制整備・業務品質項目ガイドラインを作っていますが、参加者からは「顧客目線」で作ろうと常に言われています。
こうした思いを集約したガイドライン、マニュアル、セキュリティ管理システム、アフターフォロー管理システム等を、年内を目標に作っていますので、楽しみにお待ち下さい。
#結心会