金融庁は栗田照久長官が退任し、7月5日付で井藤英樹企画市場局長が昇格する人事を発表したと日本経済新聞に掲載されていました。

 

当紙によると、岸田首相の肝いりの政策である「資産運用立国」の推進に主眼を置いたとみられる人事だそうです。

 

金融庁内や金融業界では、栗田氏が1年で退任する人事は驚きを持って受け止められたそうです。

 

金融庁長官は近年、2年以上務めるケースが多く、1年での交代は、それほど多くないと報じていました。

 

井藤氏は企画市場局長を2年間務める前にも政策立案総括審議官として庁内全体の政策の旗振り役を担っており、新NISAの拡充など主要施策の具体化に尽力されてきたそうです。

 

8月からは国民の金融リテラシー向上を目指す「金融経済教育推進機構(J-FLEC)」が本格稼働します。

 

顧客本位のアドバイスをする「認定アドバイザー」の仕組みを作り、企業や学校への講師派遣や個人向け相談などを実施するとしています。

 

こうした方向軸をブレずに取り組まれるのだと思います。

 

この認定アドバイザーに保険代理店はなれないので、かなりがっかりしていますが。