ダイドードリンコと言えば、自販機のベンターさんですが、今、この自販機で女性の生理用品が販売されていることがテレビで報じられていました。

 

ダイドードリンコさんのIRによれば、女性用衛生用品(生理用ナプキン)を購入することができる「女性ヘルスケア応援自動販売機」を2023年10月より展開開始したそうです。

 

 

当該社は、昨今、「女性活躍推進」に向け、女性の働き方が大きく見直されてきた中で、企業や自治体・行政など社会全体が、働きやすくより活躍できる環境づくりに取り組んでいて、当該社の主力チャネルである自販機を通じて、新たな社会貢献ができればと、飲料とともに女性用衛生用品(生理用ナプキン※2枚入り)を購入することができる「女性ヘルスケア応援自動販売機」の展開を開始したそうです。 

 

当該社では、今後も2030年までの長期ビジョン「グループミッション 2030」のもと、自販機ビジネスを“もっと身近で毎日の生活に役立つビジネスへ進化させる”という基本方針に基づき、環境変化による課題やニーズを素早く捉え、柔軟に対応していき、より身近な存在として自販機の新たな価値を提供していきたいとしています。

 

こうしたフェムテック市場が拡大しています。

 

Femtech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、「生理・月経」「妊活・妊よう性」「妊娠期・産後」「プレ更年期・更年期」など女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決するための製品・サービスを指し、2025年には世界で5兆円規模の市場になると言われています。

 

一方、特定のテクノロジーに依存せず、さまざまな方法で女性特有の健康課題をケアする製品・サービスをフェムケアと呼びます。

 

保険業界も多くの女性が活躍されているので、フェムテックには積極的に取り組んでいるところが多く、結心会でも取り組んでいます。

 

因みに、一般社団法人日本自動販売機工業会の調査によると、ちょっと古いですが2018年末の清涼飲料自販機の普及台数は、「缶・ペットボトルなどの清涼飲料自販機」が212万台、「牛乳など紙パック自販機」が12万6,900台。「コーヒー・ココアなどカップ式自販機」が15万4,000台、合計で240万900台となっているそうで全体的には減少傾向にあるようです。

 

生損保の保険募集人の数も200万人は余裕でいますので、自販機でなく保険募集人がフェムテックに取り組むと裾野が広がると考えています。

 

保険募集人を使って「フェムエア」商品販売したいという企業の方は是非結心会までご連絡下さい。

 

#結心会