SOMPOホールディングスがトレーニングジムを手がけるRIZAPグループとその子会社に対し合わせておよそ300億円を出資すると発表したことが報じられました。

 

SOMPOホールディングスとRIZAPグループは6月7日、資本業務提携を結んだと発表、具体的には、SOMPOホールディングスが、RIZAPグループとその子会社に対し、合わせておよそ300億円を出資するということで、子会社については、23%の株式を保有し、持ち分法適用会社になるそうです。

 

SOMPOホールディングスは、人口減少で国内の保険市場の縮小が見込まれる中、2015年に介護会社を買収し、今回はさらに健康関連事業に乗り出した形で、保険以外の分野を一段と拡大していくねらいがあります。

 

一方、RIZAPグループは、初心者向けのジム「chocoZAP」の出店を加速する中で費用がかさみ、昨年度まで2年連続で最終赤字となっていて、今回の提携で調達した資金を新規の出店などに充てたいとしてます。

 

具体的には、5月時点で1500店を展開している店舗網を2026年度までに2800店に増やす方針で、、調達した資金を元にさらに拡大させていくとしています。

 

なかなか面白い提携ですね。

 

SOMPOは、5月に発表した中期経営計画で事業領域を再編し、生命保険や介護など、健康寿命の延命に向けたサービスを手掛ける部門を「ウェルビーイング事業」に集約し、グループ会社が持つデータやノウハウを活用し、社会的な課題の解決と事業成長の両立を目指す姿勢を打ち出しました。

 

資本提携でSOMPOグループが持つ国内2500万人の顧客にチョコザップの利用促進やサービスの浸透を図り、同社が展開する介護事業やヘルスケア分野でライザップの事業を活用することも検討するとしています。

 

顧客のライフステージに合わせた商品の研究開発も進めるとしています。

 

更に、利用客に関するデータ連携も模索するとしていて、ライザップグループが持つ会員情報以外に、食事の履歴や睡眠状態といった健康や日常生活に関するデータを蓄積し、ここにSOMPOが持つデータを連携させることで、将来的な新サービス開発などにも告げていきたいとしています。

 

大手には勝てませんね。結心会でも「ビックデータ部会」を作って保険代理店が持つ顧客情報を横連携させることで巨大な情報銀行を作るべく動いていますが、負けていられませんね。

 

結心会は保険ショップの集合体としてスタートしていますので、体の健康を意識した人たち向けに、今後新設されるチョイザップに隣接してSOMPOひまわり生命の直販用保険ショップでもできたら面白いと思っています。

 

旧ビックモーター店へのほけんの窓口出店には保険ショップの新しい形態として大いに期待しています。

 

チョイザップといったフィットネス系にもシナジー性は高いので、ここに出店したら面白いと思います。

 

保険ショップは出店先を変えて、次のステップに入ろうとしていますね。

 

#結心会