2月22日の東京株式市場で、日経平均株価がバブル経済期の平成元年12月29日の水準を超え、史上最高値を更新しました。

 

 

同日時点の企業の値段を示す時価総をみると、トヨタ自動車が57兆4450億円で圧倒的首位に立ち、上位10社には製造業から通信、アパレルまで幅広い業種が入っています。

 

銀行を中心に日本企業が世界を席捲したバブル経済期から、日本経済の牽引(けんいん)役の顔ぶれは大きく変わったことになります。

 

 

平成元年の時価総額上位は、トップがNTTで、2位からは日本興業銀行、住友銀行、富士銀行、第一勧業銀行、三菱銀行、東京電力、三和銀行と続きます。

 

銀行はすべて社名が変わっていて、時の流れを感じますね。

 

平成元年は、昭和から平成に新しい元号が変わることからスタートし、リクルート創業者の江副浩正氏らが逮捕された年でもあり、更に消費税導入、中国では天安門事件が、ドイツではベルリンの壁崩壊と今から考えるとすごい年でしたね、

 

そうした中、日本は「バブル絶頂期」で、株価や地価が高騰し、日本の企業がアメリカの名門企業を買収するなど“ジャパンマネー”が市場を席けんしていました。

 

平成元年、皆さんは何をされていましたか。

 

今、ネクタイ派手夫が住んでいる田町にあった「ジュリアナ東京」で踊っていたとか、アッシー君で毎日ジュリアナ東京前に待機していたという方もいらっしゃると思います。

 

最高値更新で、長年にわたりかけ声倒れに終わってきた「貯蓄から投資へ」の流れが本格的に根付くとは思いませんが、せめて金融リテラシー向上の勉強会等は積極的に開催できると思います。

 

全国の保険代理店の皆様、資産形成セミナーを積極的に開催して行きましょう。

 

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