LIMRAという企業をご存知でしょうか

 

LIMRA.com

 

歴史は古く、1916年に70の生命保険株式会社がイリノイ州シカゴにAssociation of Life Agency Officers (ALAO) を創設し、100年以上にわたり、金融サービス業界のための研究および教育の開拓者として、過去の業績を将来のイノベーションに取り入れることによって前進していくことに焦点を当てて活動してきた企業になります。

 

現在世界の750ものメンバー企業に対し、その時点だけでなく将来のビジネス上の課題に取り組むのを支援する役割を担っており、日本の生命保険各社も戦前から当該社の教育を取り入れており、保険募集教育の原点がここにあるという企業になります。

 

当該社は、生命保険会社の営業職員チャネルにフォーカスして来ましたが、今後は日本の乗合代理店や銀行チャネルに教育コンテンツを積極的にアプローチしていきたいとのことで、結心会との対談に至ったものです。

 

 

LIMRA社の教育コンテンツについて、日本の代理店マーケットに受け入れられる可能性があるか等々について、意見交換させていただきました。

 

2022年初旬、25~55歳を無作為に抽出しアンケートに答えてもらったデータ(回答数2600名ほど)で、「生命保険代理店は信頼できるか」という問いに対し、強くそう思う・そう思うと答えた方は、わずか38%と各国の中で最低の数字だったそうです。

 

最近、保険代理店に行って、募集人の質の低下がひどすぎると感じていましたので、是非もなしという感じです。

 

LIMRA社の教育プログラムで、「Trustworthy」というトレーニングプログラムは「信頼を築きながらの保険教育」で、これを保険代理店に拡散したいとのことでした。

 

既に保険会社で採用が決まり、これを管下代理店に活用するそうですが、保険代理店自体ももう一度「教育」について真剣に考える時が来ていると思っています。

 

保険ショップも20年前にスタートして、徹底した教育で今日まで維持できてきましたが、創成期の募集人は年をとって辞めていく中で急激に社員の質が「ここまで落ちるか」というくらい落ちています。

 

同様に保険会社社員の質も落ちています。

 

年度も変わりますので、LIMRA社の教育の採用を検討されては如何でしょうか。

 

#LIMRA