先日、オーストラリアに住む友人が小学生の子供を連れて一時帰国していたので、小学校の授業の状況を尋ねると、基本的には教科書はなく先生が黒板に書いたものを生徒がノートに記していくようである。日本の教育は教科書を元に規律を重要視しているが、海外では自主性を大切に子供の頃から自分の意見を堂々と主張できるように教育されているように感じた
サラリーマン出身でノーベル賞の受賞者である中村教授は、その原動力は『怒り』であるという言葉が印象的であったが、近年アメリカなど海外に出ていく日本の学生や研究者が減っているともおっしゃっていた。日本は少子化ですでに、大学によっては定員割れも出ており特に私立大学は生き残りをかけて競争が激化している。大学では学生の人気を得るために新しい学部や施設の拡充により学費も上昇しているようだ
親とすれば子供の教育費用はできるだけ削減しないように家計をやりくりしているが、大学進学など子供の将来の学費を安全・確実に準備するには、例えば学資保険などを利用して時間をかけて積み立てていくことを心掛けて頂きたい