
最近読んだ本が大変良かったので、
今回は本の紹介です

「銀二貫」
著者は髙田郁さん。
「大阪の本屋と問屋が選んだ ほんまに読んでほしい本」を選ぶ
「Osaka Book One Project」の第1回受賞作品に選ばれています。
江戸時代の大阪の寒天問屋のお話です。
仇討ちで父をなくした鶴之助を、この寒天問屋の主人が銀ニ貫で救い、
鶴之助はその後の様々な出来事の中で成長していく、
お店もいろいろな事態に直面し、それを乗り越えていく・・・
というような大筋なんですが、
私の説明では全く良さが伝わらないと思うので

どうしたものか・・・
魅力的な登場人物、大阪商人の誇りに数々の名言と
見どころありまくりな内容となっていまして、
主人公格の松吉(鶴之助から改名)をみていると
仕事や人生頑張ろう(笑)と思える内容なので
就職活動中の学生さんや、若手のサラリーマンの方にもオススメです

商人が何よりも大事にせなあかんのは、他人さんの自分に対する信用とは違う。暖簾に対する信用なんや。奉公人が己の信用を守るために実を通して暖簾に傷がつくのんと、己の信用は無うなっても、暖簾に対する信用が揺るがんのと、どっちが商人として真っ当か、ようかんがえてみ。↑↑P61 寒天問屋主人 和助の言葉
(決して、会社のために罪をかぶれというブラック企業の話じゃないですよ

ネタバレになるので詳しく書きませんが、個人の利益だけを頑なに守って店を潰しては意味が無いでしょうというような意味です。)
人にはそれぞれ決着のつけ方、いうものがある。刀で決着をつけるのはお侍。算盤で決着をつけるのが商人。刀で命の遣り取りして決着をつけるのが侍なら、知恵と才覚とを絞って商いの上で決着をつけるのが商人なんや。(中略)商人にとって一番恥ずかしいのは、決着のつけ方を間違うことなんやでなど、心に感じる言葉も多く登場し、P160 寒天問屋主人 和助の言葉
読後感も近年稀にみる満足感で幸せでした

タイトルが「銀二貫」なんですが、
これが、読み終わると”これ以外考えられない”と思えるタイトルになっていまして、そういった面でも感動的です

笑いあり、感動有り、涙ありの
「銀二貫」
興味を持たれましたら是非皆さんも

(今度ドラマになるらしいです)
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