保険コンサルティングの盲点!② | 【保険見直し塾】無料保険相談受付中!

保険コンサルティングの盲点!②

ある日突然、死亡保障が100万円にダウン!①
ある日突然、死亡保障が100万円にダウン!②
ある日突然、死亡保障が100万円にダウン!③
ある日突然、死亡保障が100万円にダウン!④
保険コンサルティングの盲点!①

【問い合わせ先】株式会社 保険プラザ



警鐘:最も恐いのは「インフレ」と「円安」です!






さてさて、引き続きセカンドライフ(老後)のお話です。


生命保険文化センターによると、「ゆとりある老後生活費は平均38.3万円」だそうです。
内訳を見ると、なるほどな~なんて思います(笑)。
※ちなみに同調査で「老後の最低日常生活費は平均23.2万円」。


セカンドライフが何年あるかは人によって意見が違いますが、60歳からの平均余命の男女の中間をとって25年としてみましょう。




では、恐る恐る計算してみます(笑)。


38.3万円×12ヶ月×25年・・・・・・・・・・




1億1490万円


です!



も~、ど~でもよくなりますね!(笑)




仮に現在30歳の人がこの金額を60歳まで自助努力で準備すると・・・・・・

毎月約32万円貯金し続けなければなりません





では、今までの老人はどうだったんでしょう?


1.退職金:1000万円

2.預貯金、有価証券:3000万円

3.年金:月25万円×25年=7500万円

 計1億1500万円



ほ~~~ら、帳尻が合うでしょ?(笑)



実は上記の3つ、老後を支える3本柱なんて言ってたんです。



一つ一つ吟味してみましょう。

1.退職金

長引く低金利のため運用がままならず、大企業を筆頭に廃止へと向かう。
あるいは401Kなど、自己責任によるものへと変更。


2.預貯金、有価証券

高金利時代は100万円を10年預けて180万円に、なんてざらにありました。
株にいたっては、な~んにも考えないで日経平均225銘柄に均等に投資しただけで、2倍になるなんてことも普通の時代がありました。
だから今の高齢者にお金持ちが多いんです。
しかしそれも今は昔、まったく望めません。


3.年金
これが今回のハイライト!
みなさんはどう思いますか?


私は毎回お客様に「将来年金はどうなると思いますか?」と聞きます。

返ってくる答えは「出ない」または「なくなりはしないと思うが減る」が大多数を占めます。



私見を含め総合的には「年金を軸にした将来設計は危険」
だと思います。



書店に行っても、ネットで検索しても、この類の情報には事欠きません。
元財務大臣の塩川さんがテレビで「現行の年金制度はもう崩壊しているから新しいものを作らないとどうにもならん。政府は国民の前でそのことを一日も早く正直に認めたほうがいい。」と言い放ち、物議をかもしました(笑)。


しかし、ここで年金が将来「出る」「出ない」を議論しても結論はでませんので、すでに決定している事実をお知らせします



2005年に物価スライド制が廃止され、マクロ経済スライド制が導入されました。



これは大変な出来事なのに多くの人は話題にすらしていません。
分かりにくいのも原因の一つでしょう。


年金は払い始めてから、受け取り終わるまで長い長い年月を要するので、その間の物価の上昇(インフレ)に対応するように作られていました。


1961年の国民年金は満額で年24,000円でしたが、現在は約80万円あります
国民年金の推移


将来のインフレから私たちを守る、この仕組みがなくなったのです。


マクロスライド制も物価上昇に対応する要素はあるのですが、条件があります。

大ざっぱに言うと、
「保険料を払う人が減ったり、高齢化が進展したりした場合には、物価の上昇率に併せて年金を増やしません」
という制度です。


ご存知のように、現在の日本は(1)労働力人口の減少(2)年金を受給される方の増加(3)平均余命の進展がいわれていますから、この制度は間違いなく、物価の上昇に合わせて同じだけの上昇率で年金の額が上がることはないという制度なのです。



なんだか策略めいたものを感じるのは、私の性根が捻じ曲がっているからでしょうか?(笑)



インフレにきちんと対応しない年金は、実質減らされているのと同じ
です。



現在の年金80万円は物価が10倍になれば、8万円の価値でしかなくなるんです。
8万円は月に約6600円ですよ、生活できませんね!



世界でも勤勉で名を通した日本人、投資やギャンブルを好まず堅実にやろうとしてきた日本人。
日本船の船底が磐石だと信じてきた日本人、船長をいまだに信じようとする日本人。



船上で一億総動員のギャンブルが始まるかも知れません。
乗客に勝ち目のないギャンブルが。



次回こそ、外貨建て保険に行きます!



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