4月に入り
暖かくなり
2年、3年越しで、ずっと気になっていた
エアコンの買い換え
電話機の買い換え
ドアフォンの入れ替え
バタバタと工事の人が入れ替わり立ち替わり
エアコンの工事にしては
外から聞こえてくる金属音
すこ~し違和感を感じながら
意識の外に追いやっていたら
次の日の朝、主人が
「マンホールが…危ない」
と言う
我が家の横の歩道にあるマンホールを見にいくと
片方の取っ手が
このままで
にっちもさっちも動かない
どうも
エアコンの取り替え工事と同じ時間帯に
誰かがこのマンホールを開けていたらしい
慌てて調べて京都市の上下水道を管轄しているところに電話して
現状をお知らせする
職員の方からは
「京都市の管轄のものではないので…」
と言われる。
だからといって、どこにお願いすればいいのかわからないし
途方に暮れる
職員の方も
「そのままにして良いわけがないので
1度見にいきます」
と言って下さり
1時間もしないうちに
人がやって来て
確認して下さった
なぜかびくともしなかった蓋の取っ手が
おじさんの手にかかると
簡単に元に戻り
一件落着
中を見てみたが
なんか水路が通っている
「どこの管轄なんでしょうね~」
と言いながら
笑顔で帰っていかれた
主人に言われるまで
ここに引っ越して40年間
毎日のように見ていたはずのマンホールの存在を
完全にスルーしていて
言われても
「そんなもんあったっけ???」
いかに、興味のないものに関しては
記憶から抹殺しているかがわかり
それはそれで愕然とする
毎日必要なことだけでキャパオーバー
ってことかな
画像を見てもらうとわかると思いますが
どこの持ち物か全くわからない
買い物帰りに
道路上のマンホールを見てみたら
全部のマンホールに
京都市のマークとか
大阪ガスのマークとか
止水栓とか
ちゃんとわかるようになっている
これも普段全然見ていなかったことに驚く
視界に入っていたはずなのにね~
本当に自分に関係ないものは
見えないものとして
カウントさえされない
10日ほど前
洗濯した私の靴下の片方が
行方不明になっていた
どこを探しても見つからない
捨てたわけでもないし…
「まぁ、なんかの拍子に
わけの分からん所から出てくるんだろうなぁ」
と娘と話していた。
昨日、割烹着の袖口から
なんか変なものがぶら下がってる、と思ったら
靴下がスルッと出てきた
思わず顔を見合わせる私と娘
「こんな所にいたわ~」
それも、その前1時間ほど
これ着て、ご飯を作ってたんですけど
探していても見つからないことがある
探す段階の前に
あることさえ認識されないものの多さ
なかなか面白いことが起こる今日この頃