(番外編)私のコロナウイルス事情 | まいたその英国好きなブログ

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UK大好き。今さら英会話を勉強中です。

帰国してから、
ヒースロー空港のフォートナム&メイソンで買った、
紅茶とビスケットをお土産として、
特に私の今回の渡英を知っている方々に渡しに行っています。


【よく言われること その1】

「この状況で行ったんですか?」

私が出発した3月3日は、中国はもちろん韓国で感染者が急増した頃。
当初は大観航空で仁川国際空港経由だったのですが、
不安になりブリティッシュ・エアウェイズに変更しました。
日本では小中学校が休校になって1週間くらい。
でも、そこまでの危機感は無かったかな...

飛行機内や入国当日に見たBBCニュースは、
あくまでアジアでの深刻化の報告で、
遠くの火事を眺めているような雰囲気。
この頃はまさか立場が逆転するとは思いもしませんでした。

今回の旅行では、インスタにリアルタイムでガンガン写真をアップしていたところ、
3月下旬以降にイギリス旅行を予定している方々から、
DMで相談を受けました。
ありのままを報告しました、来ないほうがいいかなあ...と。
結局、皆さんキャンセルされて、
今の状況を見るとそれは正解であったと思います。


【よく言われること その2】

「菌を撒き散らさないで」(もしくはそれに近いこと)

冗談のつもりなのかもしれませんが、
結構キツイこと言ってますよね。
こういうことを言う人に対して思うのは、
イギリスにいるのも日本にいるのも、
そんなに感染するリスクは変わらないけどね...と。


結局、この時私に差別発言した奴と、何も変わらない...
まあ、元々好きじゃない人だったんで良いんですけど😜

私が渡英している3週間の間に、
アジアとヨーロッパの立場は逆転しました。

渡英して差別されて、帰国してまた差別される...

まあ、差別するような人は、仲良くするつもりもないし、
そもそも生き方が違うってことです。

だからこそ、帰国便で防護服を着た人たちと一緒になって、
最初は怖くて不気味でたまりませんでしたが、
それでは私も差別する側でしかない...と思い直し、
逆に、無事に帰るべき国や家へ帰れますように、
と願った次第です。

アジアが当初に差別されたのは事実だけど、
ヨーロッパやアメリカで拡大されたからといって、
逆に差別をしていたら、
結局罪のなすりつけ合いをしている、馬鹿者同士なのですから。

コロナウイルスの発症者=悪者としてしまったら、
今までの病気に対する差別から何も学んでいないことになります。
そこは十分に気を付けたいです。


【気になったこと マスク】

WHOがマスクには予防効果は薄いと言っているのに、
マスク信仰が根強いのが私には理解できません。

それでマスクがないと騒いでる...
健常者は着けずに、外出を控えればいいんじゃない?
私は密集地でのみ着用して、
普段は着けないようにしています。
でも、花粉症持ちでもあるので、やっぱりした方がいいのかな...

トイレットペーパーやスパゲティもそうだけど、
パニックバイしない社会に成熟出来るといいなあ...
それはイギリスも同じだったので、
日本だけがどうのこうのでは無いです。


【日英首相比較】

ブレグジットの時の報道を見ていて、
ボリス・ジョンソン英首相を変人扱いしていたのですが、
イギリス滞在時にBBCで彼の記者会見を見た際は、
とても真摯でわかりやすかったです。

*ジョンソン首相がコロナウイルス感染したと知りました。
回復をお祈り申し上げます。

「要請」という言葉ばかり使って最終的な責任を取ろうとしない日本の首相と政府に、
心底がっかりしています。
和牛券とかネタとしか思えない(苦笑。

しばらくは旅行も行かないからいいけど、
日本で感染者が爆発的に増えて、また差別を受ける可能性は、
かなり高いと思っています。
それは、対処が甘すぎるから。。



私自身、ヌルいところにいると自分自身ヌルくなってしまうので、
もっと厳しく、成果主義の下で働き行きたいと思っていて、
日本で生きているのが息苦しいとさえ思うようになって来ました。

このコロナウイルスの自粛期間は、
私にとって自身を見つめ直し、
今後の人生をどう生きていくかを決める、
重要な時期であると捉えています。