暑くて食欲がない
ついつい冷たいものばかり食べている
そんなことはありませんか?
7/19〜8/6までは
今年の夏の土用期間。
「土用」は季節の変わり目である
立春、立夏、立秋、立冬の前の
18日間を「土用」と呼び、
年に4回あります。
土用が終わると
暦の上では秋。
今の気象でこの暦が合うのかは
微妙な気もしますが
土用は身体が次の日季節に向けて
身体を整える時なので、
身体のメンテナンス期間にしています。
土用の期間は
「胃・脾臓」系がよく働く季節。
これらの臓器は
免疫系の働きを担っています。
●脾
食べたものを消化吸収するだけでなく、
身体に必要なもの(生命エネルギー)を
体中に配る働きがあります。
また、
血管から血液が漏れ出すのを防ぎます。
●胃
食べものをある程度消化吸収し、
小腸へ送り出す働きがあります。
そのため、
「脾・胃」働きが弱くなると、
食べたものを消化吸収できなくなり
身体の各臓器にエネルギーが届かないため、
さまざまなトラブルが出始めます。
それぞれの臓器が
エネルギー不足になった時に
あらわれる症状はこちらです。
・肝→貧血や生理の遅れ
・心→冷え性、低血圧
・肺→息切れ、便秘
・腎→むくみ、めまい
身体にトラブルがある方は
その臓器のケアも必要ですが、
胃腸の働きを整えて
食べたものを
しっかりと吸収できるように
することも重要です。
脾、胃が疲れると
悩みが多く、考えすぎて
うつうつとしてきます。
脾、胃は思いわずらう臓器なんです。
脾、胃が悪いから
考えすぎて悩む場合もあれば、
悩みすぎて脾、胃を痛めることもあります。
このように、
身体と心は常につながっています。
心にストレスを抱えているなら
身体が乱れている証拠。
身体にトラブルがあるなら、
心が乱れている証拠。
どちらにしても、
身体と心のバランスをとるには、
自分に合った食事をするのが
一番手っ取り早い。
そうすると
いつも安定した身体と心を
手にいれることができます。
まずは、食事の「土台」を
しっかりと整えて
お食事の軸を作りましょう♪
私たち日本人の土台となる食事は、
ご飯とお味噌汁です。
稲(イネ)の言霊は
生命の根(イノチノネ)
味噌の言霊は
身体の礎(身=ミ、礎=ソ)
何を食べて良いか
分からなくなってしまったら、
まずはご飯とお味噌汁を
ゆっくり丁寧にいただきましょう!